五反田駅西口の商業施設「アトレヴィ五反田」（品川区東五反田1）5階に5月26日、居酒屋「方舟」（TEL 03-6431-9578）がオープンした。

「方舟」の店内

　北陸の食事と日本酒の飲食店を展開するセオリー（中央区）が経営する。品川区内初出店。店舗面積は約45坪、席数は70席。

　同店は北陸4県に加えて、新たに長野県の日本酒と食事を提供する。店長の笛木亮さんは「北陸新幹線が開通し、東京から北陸を結ぶラインで長野県は外せない場所だと感じた。おいしい食材と日本酒が多いので、これからもメニューを増やしていきたい」と話す。

　フードメニューは「旬鮮魚お造り 5種盛り」（2,800円）や「能登牛コロッケのタルタルサラダ」（750円）、「五箇山堅豆富刺身」（550円）、「にいがた地鶏の松風焼　二色田楽」（980円）、「北陸珍味三種盛り」（1,500円）など。「本日のおすすめ」として日替わりメニューも用意する。

　日本酒は80種類以上をそろえる。「当店は酒をまろやかにするといわれるスズの酒器で提供する」と笛木さん。「白馬錦 純米酒 とどろき」（半合＝400円、1合＝750円）や「越乃梅里 純米吟醸」（同＝475円、同＝900円）などをそろえる。ビール（550円～）や北陸地方の梅酒（500円～）なども（以上税抜き）。

　ランチは「週替わりランチ」（980円）や「海鮮刺身と冷汁膳」（1,350円）、「越後もち豚の生姜焼き膳」（1,200円）などを提供する。客単価は、ランチ＝1,000円、ディナー＝4,000～5,000円。

　「枝豆を夏のみ用意するなど、季節を大切にして提供したい」と笛木さん。「お客さまから『日本酒と料理の両方がおいしい店は珍しい』とお声がけいただいている。これからは日本酒に関連したイベントも定期的に行う予定。より多くの人に当店のファンになってほしい」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時30分～15時30分、17時～23時30分。