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戸越銀座に福井県「坂井市アンテナショップ」 知名度向上目的に

戸越銀座商店街のマスコット・戸越銀次郎を挟んで、濱野健品川区長(右)と坂本憲男坂井市長(左から2番目)

戸越銀座商店街のマスコット・戸越銀次郎を挟んで、濱野健品川区長(右)と坂本憲男坂井市長(左から2番目)

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 戸越銀座商店街に8月20日、「坂井市アンテナショップ」(品川区平塚1、TEL 03-6426-8852)がオープンした。

「坂井市アンテナショップ」の外観

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 品川区と福井県坂井市との特別区全国連携プロジェクトの一環で、東京23区と全国の各地域の交流によって地域活性を促進する。「地方創生を核とした食と観光によるPRビジネス事業」として、今後2年間にわたって店を構える予定。店舗面積は8坪。

 店頭には福井県の名産品を並べる。商品は、田中農園の「コシヒカリ」(1キログラム=550円)や「焼き鯖寿司」(1,100円)、「太白おあげ」(500円)、「丹波鶏のチキン南蛮」(280円)、「彩ぶどう(180グラム)」(350円、価格は全て税別)など。

 オープン当日には、先着で福井県産の米を使うおにぎりや品川縣ビールが振る舞われた。坂本憲男坂井市長は「坂井市は歴史があり、食事がおいしい観光地。住みやすさランキングでも上位に入る場所だが、知名度はまだ低い。このアンテナショップをきっかけに、坂井市を好きな人が増えたら」と話した。

 勤務するスタッフ4人は坂井市出身の大学生。林考佑さんは「大学進学のため東京に出てきた中、地元のために『何かやらなあかんな』と考えていたところ店がオープンすると聞き、すぐに応募した。当店で並べる商品の魅力はもちろん、実際に訪れたいと思ってもらえるよう頑張っていきたい」と笑顔を見せた。

 営業時間は11時~18時。火曜定休。

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