品川区総合庁舎、耐震改修工事開始へ-免震工法を採用

現在の品川区総合庁舎。

現在の品川区総合庁舎。

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 品川区は7月から、品川区総合庁舎(品川区広町2)の耐震改修工事を始める。

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 品川区では、昨年から学校および保育園などの児童施設を中心に耐震補強工事を進めており、築40年になる同庁舎も耐震化を決定した。

 工事では、免震工法を採用。同工法は、建物と基礎の間に免震装置を設置することで地震の揺れを装置が吸収し、建物の揺れを抑えられる。壁や柱の補強が必要ないため、建物や内装はそのままで工事期間中も通常通り業務を行う。ただし、庁舎2階の出入り口と第1駐車場が使用できなくなり、駐輪場が一部変更される。防災センターと第二庁舎は、新耐震基準で建設されているため、工事は行わない。

 経理課の阿部課長と宍戸担当課長は「品川区総合庁舎は防災の拠点として、免震工法を取り入れて工事を行う。工事中も分室を建設することなく業務を行うので、住民の皆さまは変わらず利用していただけます」と話す。

 完成は2011年3月の予定。

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