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品川プリンスホテルがデリバリーロボット「Relay」導入 客室まで品物をお届け

「Relay」とスタッフの昼礼の様子

「Relay」とスタッフの昼礼の様子

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 品川プリンスホテルが10月2日、Nタワー(港区高輪 4、TEL 03-3440-1111)でデリバリーロボット「Relay(リレイ)」の運用を始めた。

デリバリーロボット「Relay」

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 Relayはシリコンバレーに拠点を置くロボットベンチャーSavioke, Inc.(サビオーク社)が開発・製造する自律走行型デリバリーロボット。

 上部のふたを開けると、荷物を出し入れすることができる収納スペースが付いている。客室からのリクエストに応じて、スタッフが収納スペースに歯ブラシやスリッパなどの客室用アメニティーを入れると、Relayは自動でエレベーターに乗って客室まで品物を届ける。24時間対応。

 運用開始初日のこの日はスタッフとともに昼礼を行い、14時から客室まで荷物を届ける初業務を行った。品川プリンスホテルの一員として、Relay専用の名刺も準備している。

 実際にデリバリーを体験した宿泊客は「扉を開けるとちょこんとロボットが待っている姿がとてもかわいく感じた。夜遅くやお風呂から上がったときなど、人に会いたくないときに重宝するのではないか」と話す。

 同ホテルマーケティング戦略マネジャーの大堀昌弘さんは、Relayの導入について「当ホテルは、水族館や映画館などレジャー施設を抱えるエンターテインメントタウンの中にある。今回の導入でお客さまに新たなエンターテインメントを提供できるのではないか。今後は客室業務だけでなく、クリスマスなどの記念日の運用など、お客さまにこれまでにない体験を提供していけたら」と笑顔を見せる。

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