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「御殿山アート&テクノロジーウィーク2017」開催迫る 初公開技術アートで体験

「Head Light -人間ならざるものの視点で森を見る-」の様子(提供:御殿山エリアマネジメント実行委員会)

「Head Light -人間ならざるものの視点で森を見る-」の様子(提供:御殿山エリアマネジメント実行委員会)

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 品川・御殿山トラストシティ(品川区北品川4)で11月10~12日の3日間、「GOTENYAMA ART & TECHNOLOGY WEEK 2017」が開かれる。主催は森トラストをはじめ、御殿山エリア周辺の美術館や研究所、学校、企業などが参加する御殿山エリアマネジメント実行委員会。

展示されるインスタレーションの1つ「Das Fremde」(提供:御殿山エリアマネジメント実行委員会)

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 初開催の経緯について、森トラスト広報部の山本紘暉さんは「御殿山は閑静な住宅街というイメージが強い地域。しかし、実はソニーや電通国際情報サービスといった大企業ほか、原美術館や大使館など文化・芸術の拠点となる地域でもある。2020年の東京オリンピックを見据え、まだ世間に伝わっていない御殿山の魅力を広める機会として今回のイベントを企画した」と話す。

 見どころは、ソニーコンピュータサイエンス研究所が提供する体験型インスタレーション「Head Light -人間ならざるものの視点で森を見る-」。今回のイベントが初の公開実験となる。ヘッドライトとプロジェクションマッピング技術を組み合わせ、人間ではない生き物の感覚で自然現象を体験できる(事前予約制)。

 さらに、AI搭載ロボットと来場者が茶室でコミュニケーションする「Das Fremde」、写真や絵の配色を抽象化して展示物に投影させる「Omoiiro」など、各種インスタレーションが楽しめる。そのほか、笑顔の判別ができるミラーサイネージ「エミタメ」、自分にそっくりな妖精をAR劇場で楽しめる「iART」、パーソナルモビリティーでの御殿山のハイキング、毛糸やストローを使った作品づくりワークショップなども。

 カフェエリアでは、日替わりのキッチンカーを出店する。本格イタリアン、お好み焼き、ローストビーフなど、幅広い年代の来場客を想定した飲食店をチョイスしたという。

 「この企画を一つのきっかけに、御殿山地域を活性化し、東京全体も盛り上げたいという気持ちでやっている」と山本さん。「多くの企画が体験型なので、子どもから大人まで楽しめると思う。この機会に御殿山を知り、実際に訪れてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~21時(最終日のみ11時~17時)。入場無料。

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