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三田にラーメン店「一力堂」 朝7時から職人がスープ仕込む

店主の岡洋生さん

店主の岡洋生さん

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 都営浅草線・三田駅近くに、ラーメン店「三田一力堂」(港区芝5、TEL 03-6435-1316)がオープンして3カ月がたった。運営は京悦マーケティング(港区芝3)。

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 同店は神田一力堂の姉妹店。立ち飲み居酒屋だった店舗を居抜きで活用する。和楽器を使ったBGMを使うなど、落ち着いて食事ができる雰囲気にこだわったという。店舗面積は11坪、席数は17席。

 店主の岡洋生さんは「勤めていた人材派遣会社の新規事業としてラーメン店の立ち上げが決まり、飲食店経験がある自分が担当することになった。ラーメンに関する知識がゼロの状態から、調理を任せられる職人を探し、子会社化して運営してきた」と話す。三田での出店を決めた理由は「人通りの多さに加え、当社のグループ会社が多く、応援してくれる人がたくさんいる場所だったから」。

 コンセプトは「一杯へのこだわり」。同店のラーメンは、しょうゆベースにコクを出すために背脂を振りかける「背脂チャッチャ系」の自家製スープが特徴。「朝7時から職人が仕込み、店名の通り一杯を丁寧に、力を込めて作っている。九条ネギは収穫したばかりの新鮮なものを使うため、京都の農家に足を運び、直接仕入れているのがこだわり」と話す。

 メニューは「一力ラーメン」(940円)や「九条ネギラーメン」(950円)、「ラーメン」(750円)のほか「スパイシー唐揚げ」(580円)や「自家製チャーシュー丼」(520円)も提供する。

 ドリンクは「キリン一番搾り 生ビール」(小=350円、中=490円)や「角ハイボール」(350円)、「ホッピーセット(白・黒)」「黒ウーロン茶ハイ」(以上450円)などをそろえる。

 「スープの上に振りかける背脂の量は調整できるので、自分の好みを見つけてほしい。現在はしょうゆベースのみだが、今後は違う味付けの商品の提供も考えている」と岡さん。「月に1回食べれば満足するラーメンではなく、週に何度か食べたくなる味を目指したい」と意気込む。

 営業時間は11時~23時30分(土曜・日曜・祝日は11時30分~16時)。

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