京急鮫洲駅と立会川駅近くの勝島運河沿いにある「しながわ花海道」(品川区東大井2)の菜の花が咲き始めている。
しながわ花海道は、立会川商店街と鮫洲商店街が中心となって2002年に設立した「しながわ花海道プロジェクト」で定めた区画の一つ。2016年より組織を法人化し、NPO法人「しながわ花海道」(同)が運営している。
勝島運河の約2キロの土手に、1.5メートル四方の約1200区画を用意。近隣の小学生や地元住民、企業が毎年10月、菜の花の種をまいている。
同NPOの永尾章二さんは「今年は地域の人に精力的に協力していただき、みんなで開花を心待ちにしていた。例年に比べ、花の咲き具合が良い」と話す。「菜の花が見頃になる3月中旬には、花海道で菜の花にちなんだイベントを開催する。水上ステージ上の音楽ライブやバザーを行うので、楽しみにしてほしい」とも。