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大崎・ウィズシティテラスに「おおさきこども図書室」 本の取次や地域交流も

「大崎駅西口図書取次施設(愛称:おおさき子ども図書室)」の外観

「大崎駅西口図書取次施設(愛称:おおさき子ども図書室)」の外観

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 大崎ウィズシティテラス(品川区大崎2)2階に2月19日、図書取次施設「大崎駅西口図書取次施設(愛称:おおさきこども図書室)」(TEL 03-5487-6551)が開館した。運営は日本コンベンションサービス(千代田区)。

「大崎駅西口図書取次施設(愛称:おおさき子ども図書室)」の内装

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 同所は昨年10月に閉館した貸し会議室「ミーティングスペース バルブ」跡。3月末の大崎図書館の移転に伴い、大崎駅西口エリアの図書機能を担う目的で開設したという。施設面積は約47坪。

 品川区立品川図書館長の横山莉美子さんは「芳水小学校の敷地内に2019年1月、大崎図書館の分館がオープンする予定だが、それまで大崎駅西口エリアで図書機能を補う新しい図書の試みができないかという思いが開設のきっかけ」と話す。

 施設内には、児童向けの絵本や紙芝居を約700冊蔵書する。将来的には2,000冊を蔵書予定。スツールを並べて座れる場所を確保するほか、靴を脱いで本を読めるスペースも用意する。予約した本の受け取り・返却ができる取次機能や、利用者カードの登録・更新作業を行う。毎週水曜には、スタッフによる絵本のおはなし会を開催する。

 日本コンベンションサービス地域開発事業部まちづくり事業推進部の逸見紗也加さんは「子どもだけでなく、近隣で働く方が予約した本を受け取りに来られるような取次機能も備えている。開館して間もないが、実際に幅広い用途でご利用いただいている。仕事終わりに本を受け取って帰れるニーズが大きかったのではないか」と話す。

 利用者の一人は「通りかかって立ち寄ったが、子どもがすごく興味を持ってくれたよう。私も子どもに絵本の読み聞かせをしているので、こうして気軽に絵本が借りられる場所はありがたい。次回は友人も誘って訪れたい」と話す。

 逸見さんは「今後は図書機能以外にも、外部に向けたイベントも展開していきたい。地域の方と一緒に盛り上げていく場所になれば」と笑顔を見せる。

 開館時間は8時~20時(土曜・日曜・祝日=9時~19時)。定休日はホームページ上の開館カレンダーを確認。

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