京急鮫洲駅と立会川駅近くの勝島運河沿いにある「しながわ花海道」(品川区東大井2)で3月24日、「桜・菜の花まつり 2018」が開催される。運営はNPO法人しながわ花海道、後援は品川区、しながわ観光協会、品川区商店街連合会。
「しながわ花海道」は、立会川商店街と鮫洲商店街が中心となって2002年に設立した「しながわ花海道プロジェクト」で定めた区画の一つ。2016年より組織を法人化し、NPO法人「しながわ花海道」(同)が運営している。
今回が初開催となる同イベント。同NPO代表理事の永尾章二さんは「大井第一町会連合会会長の髙林正敏さんが寄付した運河沿いの桜が、今年で植樹10周年を迎える。それを記念するとともに、しながわ花海道への来場者をさらに誘致するために企画した」と話す。
当日は、運河沿いに模擬店やバザーが出店。さらに、水上に設営されたステージでは、浜川中学校音楽隊による演奏やHIPHOP児童館によるキッズダンス、東京シティ競馬ファンファーレ隊による実演などのパフォーマンスが行われる。そのほか、しながわ花海道の菜の花の写真展やスタンプラリー、屋形船の乗船体験クルーズ、ミニSLの乗車体験なども展開する。
「そろそろ桜が咲き始めて気候も暖かくなり、春の訪れを感じる季節になってきた。一人でも多くの人に訪れてもらい、地元の魅力を知ってほしい」と永尾さん。「運河沿いに植えられた菜の花は、地元住民の手によって大切に植えられたもの。イベントと一緒に花見も楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~15時。小雨決行。