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東五反田にサウナに特化したカプセルホテル「ドシー」 男性専用、国内2店舗目

「ドシー(℃)五反田」のフロント

「ドシー(℃)五反田」のフロント

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 五反田東口有楽街に4月20日、カプセルホテル「ドシー(℃)五反田」(品川区東五反田1、TEL 03-3447-5255)がオープンした。事業主はヴィエント・クリエーション(港区)、運営はカプセルホテルなどを手掛けるナインアワーズ(同)。

「ドシー(℃)五反田」の客室

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 カプセルホテル「ナインアワーズ」を手掛ける同社が、睡眠とサウナに特化したトランジットサービスとして立ち上げた新業態。恵比寿店に次ぐ2店舗目になる。店舗はカプセルホテル「セントラルイン五反田」跡。

 店舗は地下1階~7階の8フロアで延べ床面積は約270坪。フロア構成は、地下1階=サウナとシャワー、1階=受付、外気浴スペース、2~6階=男性用客室(計164室)とロッカー、7階=休憩用ラウンジ。客室は前店のカプセルユニットを再利用した。Wi-Fi完備。

 内装は恵比寿店を踏襲し、コンセプトカラーであるベージュと赤錆(さび)色で統一した。店舗設計を手掛けたスキーマ建築計画の山本亮介さんは「1号店では浴室まわりにFRP(繊維強化プラスチック)を採用しているが、よりシンプルさを出すために今回はベージュレンガ・釉薬(ゆうやく)レンガ・ガラスの組み合わせで構成した」と話す。

 サウナ室は90度前後に定温管理。熱したサウナストーンに、客自身がミント水をかけて蒸気浴を行う「ロウリュ」を用意する。クールダウンには水風呂ではなく10度・15度・20度・常温の4種類の冷水を浴びられるTOTOのシャワー「ウォームピラー」を備えた。水温は恵比寿店よりも低く設定し、立ったまま浴びることができるのが特徴だという。ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーは、玉の肌石鹸(墨田区)がかねて展開していた「TAMANOHADA006(ミント)」を採用する。

 利用料は恵比寿店と同様。サウナのみは最初の1時間=1,000円。カプセルユニットとサウナの利用できる仮眠は同=1,500円。それぞれ以降は1時間ごとに500円。宿泊=4,900円~。バスタオル、フェースタオル、館内着、スリッパ、歯ブラシ付きで、洗顔・化粧水・乳液のアメニティーセット(110円)も。

 ファウンダーの油井啓祐さんは「五反田は1号店の恵比寿と同じく、ITベンチャー企業が多く集まる場所。そうした人たちが、気軽にリフレッシュできるサウナ施設は需要が大きいのではないかと考えた。活気ある五反田の街とうまく調和し、仕事帰りのビジネスパーソンだけでなく、地元の人にも幅広く使ってもらえるサービスを提供していきたい」と意欲を見せる。

 24時間営業。利用可能時間は、サウナ=13時~翌9時、仮眠=13時~21時。宿泊はチェックイン13時、チェックアウト翌10時。 

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