不動前駅近くに7月1日、居酒屋「U.TOKYO(ユートーキョー)」(品川区西五反田4、TEL 03-6431-9137)がオープンした。経営は飲食事業を展開するだんだん(島根県)。
島根県松江市に今年1月オープンした同ブランド2号店で、コンセプトは「クラフトメンチカツとリモンチェッロサワーの酒場」。オーナーの尾添優一さんが2009年に開店した豚しゃぶ居酒屋「だんだん」を居抜きでリニューアルした。店舗面積は12坪、席数はテーブル席12席、カウンター席6席。
尾添さんは「メンチカツの材料には、豚肉からパン粉、油まで体に良いものを厳選した。リモンチェッロはレモンの皮を用いたリキュールで、広島県・大崎下島の農家から仕入れた無農薬レモンを使って1カ月かけて作っている」と話す。
フードメニューは、「トマトとレモンとバジルのメンチカツ」や「ゴルゴンゾーラチーズとりんごのメンチカツ」(以上390円)、「サーモンムニエルと韓国のりのメンチカツ」(490円)などクラフトメンチカツ14種類をそろえる。そのほか熊本産の「馬刺し」や「馬ユッケ」(以上1,700円)、「純粋六白黒豚ステーキ」(中=1,000円、大=1,500円)、「春菊とチーズのサラダ」(680円)などを提供する。
ドリンクメニューは「クラフトリモンチェッロサワー」や「パクチーリモンチェッロサワー」、「国産生姜リモンチェッロサワー」(480円)などリモンチェッロサワー7種類に加え、日本ワイン「フジクレール」(グラス=580円)、「農民ロッソ」「農民ドライ」(以上、ボトル=3,900円)、「クラフトシャンディーガフ」(680円)などを用意する。客単価は2,500円。今季分のレモンの生産が終了したため、無農薬レモンを使ったリモンチェッロサワーは10月より提供する予定だという。
「週に何度でも来たくなる店にしたい」と尾添さん。「たくさん食べても胃もたれしないメニューを用意している。お客さんとのコミュニケーションを大事にし、地域の食堂になりたい」とほほ笑む。
営業時間は18時~翌1時。