三田駅近くに「焼鳥とワイン ソバヤノニカイ」(港区芝5、TEL 03-6271-9628)がオープンして1カ月がたった。
店主は、「フレンチ焼鳥とワイン Shaji(シャジ)」(港区)で料理人の経験を持つ茂木克也さん。店は小料理店「あすなろ」を居抜きで改装した。店舗面積は7坪、席数はテーブル席4席、カウンター席7席。
場所は3階建てのビルの2階。店名について、茂木さんは「当ビルの1階には、そば店『a la 麓屋(あら ふもとや)』があり、そば店の2階は『粋で色気のある空間』として江戸落語で語られてきた。色気のある隠れ家のような店にしたい」と意気込む。
料理には、徳島県産の野菜や福島県産の鶏肉など、全国から厳選した食材を使う。メニューは、炭火焼き鳥「おまかせ5本セット」(1,400円)や「有機野菜のミックスサラダ」(830円)、「洋酒香る牛スジの煮込み」、「ラムチョップ和ハーブのソース」(以上930円)、「土鍋炊きトリュフの炊込ごはん」(2人前=2,980円)など。
ドリンクは「レア・ヴィンヤーズ」(グラス=800円、デキャンタ=2,200円)や「シャトー・レストリーユ」(グラス=1,100円、デキャンタ=3,000円)、「シャンパーニュ『ゴッセ』」(ボトル=9,800円)など、焼き鳥に合うワインを中心に取りそろえる。そのほか、オーガニックビール「KAMIKATZ Morning Summer(カミカツ モーニングサマー)」(980円)や「ヒューガルデン」(800円)なども。客単価は、5,000円
「炭火焼きは、素材本来の味が楽しめるのが特徴。各地域で大切に育てられた食材のおいしさを伝えたい」と茂木さん。「どの食事に何のワインが合うのかなど、気軽に話し掛けてもらえれば。焼き鳥とワインのマリアージュを楽しみに来てほしい」とほほ笑む。
営業時間は17時~翌2時。