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品川区と高知県が連携協定を締結 明治維新150年、坂本龍馬を縁に

協定に調印した濱野健区長(左)と尾崎正直知事

協定に調印した濱野健区長(左)と尾崎正直知事

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 品川区役所(品川区広町2)で9月7日、高知県と品川区の連携協定が締結された。

記念イベントであいさつする立会川龍馬通り繁栄会会長の野口清彦さん

 観光や産業などさまざまな分野において連携を深めるもの。両自治体が坂本龍馬ゆかりの地であるため、今回の協定に至ったという。明治元年から150年の節目に、相互の発展を推進する。

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 江戸時代に坂本龍馬が現在の品川エリアを訪れたのは、土佐藩が旧東海道品川宿近くに下屋敷を構えていたから。黒船の来航時には、立会川河口付近の砲台警護に当たっていたという。

 2010年には、東京京浜ロータリークラブが中心となって寄付を募り、立会川駅近くの北浜川児童遊園(東大井2)に坂本龍馬像を建立した。当時の姿を再現した「二十歳の龍馬像」として知られる。

 品川区役所で行われた連携協定締結式には、濱野健品川区長と尾崎正直高知県知事らが出席。協定書にサインをした後、記念品の交換として、品川区からは地ビール「品川縣(しながわけん)ビール」、高知県からは日本酒「司牡丹・船中八策(つかさぼたん・せんちゅうはっさく)」が贈られた。

 尾崎知事は品川区について、「五反田バレーなど、日本の新時代を切り開く取り組みがまさに起こっているエリア」とコメント。協定について「歴史的な絆を現代の絆にしていきたい」と意気込む。

 締結式の後は、立会川駅前の商店街・立会川龍馬通り繁栄会で記念イベントが開かれた。餅まきでは、餅だけではなく高知県の名物「ミレービスケット」が振る舞われた。同県のアンテナショップ「まるごと高知」(中央区)による地酒の試飲コーナーも用意。石畳み通り沿いに設置されたテーブルを囲み、土佐弁で宴会を意味する「おきゃく」を楽しむ人々の姿が見られた。