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田町に1日1組限定の完全予約制レストラン「アピス」 料理教室も計画中

「Apis」の外観

「Apis」の外観

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 田町駅近くに8月12日、レストラン「Apis(アピス)」(港区芝3、TEL 03-3451-8800)がオープンした。経営は高倍家(千代田区)。

「Apis」の店内

 同店は、1日1組6人までの完全予約制。シェフの横田悠一さんは、フランスに渡り現地の料理店で7年間勤務した経験を持つ。

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 店名はラテン語でミツバチを意味する。「ミツバチは植物の受粉に欠かせない存在。料理を通して、国内に古くから伝わる食材や生産方法を次世代に残したい」と横田さん。生産者から直接購入できるフランスのマルシェをきっかけに、食材の作り手に注目するようになったという。

 メニューはコース(1人=1万5,000円)のみ。野菜や肉、魚介を組み合わせて全12品ほどで構成し、仕入れ状況に合わせてメニューを考案する。食材は横田さんが実際に生産地を訪れて選ぶ。

 メイン料理は、自然放牧で育つ短角牛(たんかくぎゅう)や、塚原牧場(茨城県)の登録商標である梅山豚(めいしゃんとん)、神奈川県の三崎港から当日朝に届くキンメダイなどを提供する。

 コースの最後は、兼業農家である埼玉県の実家で収穫した白米「朝の光」を滋賀県産の雲井窯(くもいがま)で炊き上げる。デザートは、月の満ち欠けに合わせて収穫したにしだ果樹園(熊本県)の和梨を添える。

 ドリンクメニューは、フランス産ワイン(グラス=1,500円~、ボトル=6,500円~)のほか、カーブドッチワイナリー(新潟県)が生産する「みつばち 2017」(1,600円)や西田酒造(青森県)の「田酒 純米吟醸 雄町」(1,200円)などを用意する。

 今後は料理教室を開く計画も。参加者が自ら畑で野菜を収穫し、同店のキッチンを使って調理するプログラムを考案中だという。「ブランドや産地の知名度ではなく、手間やこだわりが生む味を感じてもらえたら」と横田さん。「食材の良さを120パーセント引き出す料理を提供したい」と意気込む。

 営業時間は18時~23時30分。