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西五反田の「桑原商店」倉庫が酒販店兼飲食店に 150種の日本酒を用意

「桑原商店」社長の桑原康介さん

「桑原商店」社長の桑原康介さん

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 「桑原商店」(品川区西五反田2、TEL 03-3491-4352)が管理する西五反田1丁目交差点近くの倉庫が12月3日、酒販店兼飲食店としてリニューアルオープンした。

 同社は1915(大正4)年創業の酒販店で、主力事業は地域商品のコンサルティングやギャラリースペース運営など。昨年10月から倉庫のリノベーションを始め、1年がかりで飲食店を併設した。店舗面積は30坪。立ち飲みのイートインスペース20人分とテーブル席6席を用意する。

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 同社4代目社長の桑原康介さんは「人と酒、各地域のつながりから、新しい取り組みが生み出されると考えた。日本酒の文化的な背景や地域性を尊重し、楽しくほろ酔いになれる温かい空間作りを大切にしたい」と話す。

 設計を担当したのは「スキーマ建築計画」(港区)主宰の長坂常さん。「予定不調和」をコンセプトに掲げ、倉庫で使っていたスチールラックやガラス製プレファブ冷蔵庫、大理石のテーブル、アート作品、家族社員による手作り品など、雑多なアイテムを新店舗の内装に組み込んでいるという。

 酒類の品ぞろえは、約150種の日本酒やクラフトビール、国産ワイン、リキュール、焼酎など。そのほか、酒かすを使ったジェラートや干物、調味料など地域の加工品も取りそろえる。「実際に食べたり、現地で製造者に会ったりして、いいと思えるものだけを仕入れている」と桑原さん。

 飲食営業では、週替わりで日本酒を約40種厳選し、30、60、180ミリリットルで提供する。「寄せ豆腐」(300円)、「サンマと切り干し大根のあえ物」「根菜たっぷりのっぺ」(500円)、「ソーセージとベーコンの二種盛り」「海峡サーモン」(550円)、「ヒラメの昆布〆」(600円)となどフードメニューもそろえる。

 「当社が運営する『gallery to plus(ギャラリートゥプラス)』(目黒区)と連動した企画展をはじめ、日本酒や食をテーマとしたイベントなども行う予定」と桑原さん。「各地の珍しい日本酒や加工品を用意し、さまざまな楽しみ方を提案していく。来るたびに、いろんな発見のある空間になれば」とほほ笑む

 営業時間は、10時~22時(飲食営業=17時~22時)。

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