京急鮫洲駅と立会川駅近くの勝島運河沿いにある「しながわ花海道」(品川区東大井2)で現在、菜の花が咲き始めている。
「しながわ花海道」は、立会川商店街と鮫洲商店街が中心となって2002年に設立した「しながわ花海道プロジェクト」で定めた区画の一つ。2016年から組織を法人化し、NPO法人「しながわ花海道」(南大井4、TEL 03-5763-9566)が運営している。
合言葉は「勝島運河の土手に花畑をつくろう」。全長2キロにおよぶ勝島運河の土手に、1.5メートル四方の約1200区画を用意。近隣の小学生や地元住民、企業が毎年10月、菜の花の種をまいている。
同NPOの永尾章二さんは「今年も地域の人の協力のおかげできれいな花を咲かせている。例年に比べても花の咲き具合が良いので、ぜひ花見に来ていただければ」と話す。「3月下旬には2日間に渡って、花海道で菜の花と桜にちなんだイベントを開催する。水上ステージでの音楽ライブやバザー、乗船体験などを行うので楽しみにしてほしい」とも。