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戸越公園に自然派カフェ「カフェ コロハ」 那須産の食材と食用花使う

店長の新川夏澄さん(左)と副店長の砂川聖良さん

店長の新川夏澄さん(左)と副店長の砂川聖良さん

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 自然派カフェ「Cafe COLOHA(カフェコロハ)」(品川区戸越5、TEL 070-2839-8205)が6月6日、戸越公園駅近くにオープンした。運営は、旅館事業や民泊事業を手掛けるLEAF(杉並区)。

「Cafe COLOHA」の店内

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 物件は3階建て。1階=「Cafe COLOHA」、2階=レンタルスペース「568 ROOM(コロハルーム)」、3階=民泊施設「568 STAY(コロハステイ)」として営業する。「568 ROOM」は昨年12月、「568 STAY」は今年3月にそれぞれオープンした。

 店名「568」は店の所在地から。「Cafe COLOHA」の想定利用客は、民泊利用者の訪日外国人や地域住民。ムロマメ舎(戸越2)がドライフラワーなどの店内装飾を手掛ける。奥のスペースには、イベントでの活用を想定してプロジェクターを設置する。店舗面積は23坪。席数は、カウンター=4席、テーブル=18席。

 店長の新川夏澄さんは栃木県那須出身。美術大学で油絵を学び、「食×アート」をテーマとしたカフェ運営経験を持つ。副店長の砂川聖良さんは品川区出身。他業種から転身し、現在は英会話に力を入れる。「店長が料理やインテリア、副店長の私が外国人ゲストの対応やSNSでの情報発信と、お互いが得意なことを分担する」と砂川さん。

 提供メニューは、独自流通で仕入れる那須産の食材を使う。「添加物を控えた食材にこだわった自然派料理を提供する」と新川さん。食用花を使い、見た目の楽しさも心掛けているという。

 ランチタイムは、ちらしずしをメインに食用花を使う「フラワーランチプレート」(単品=1,250円、セット=1,500円)や、「週替わり ご飯ランチ」(同=850円、同=1,000円~)、「季節がわりのケーキ」(同=450円~、同=850円~)などを提供する。

 ドリンクメニューは、ハーブや花のエキスを抽出したシロップを使う「コーディアルソーダ ラズベリー&ローズ」や「那須 花薄荷さんのオリジナルハーブティー」(以上650円)などをそろえる。「ブレンドコーヒー」(450円)には、那須新川珈琲焙煎(ばいせん)所(栃木県)のオーガニック豆を使う。

 ディナータイムは、約20種類の創作料理を用意する。食用花を使う「568サラダ」(568円)や沖縄のラフテーをアレンジした「ラフ玉丼」(850円)など。たる代わりのクラフトビール(800円)や自家製「コロハのサングリア」(600円)など、アルコールメニューも。

 今後について「講座や演奏会、スポーツ観戦などイベントも企画したい。アイデアの持ち込みも大歓迎」と砂山さん。「自分が欲しかった場所を作りたい。若い世代が喜んで使ってくれるカフェになったら」と意気込む。新川さんは「オープンまでの準備期間、地域の方が連日声を掛けてくれてうれしかった。毎日が大変な子育て中の人も一息つける場所にしたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~14時、17時~22時。水曜定休。

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