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武蔵小山商店街パルムに「茶寮ベーカリー」 溶岩窯で焼き上げた食パンを販売

代表の近藤大輔さん(左)とスタッフ

代表の近藤大輔さん(左)とスタッフ

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 「茶寮ベーカリー」(品川区荏原3、TEL 03-6426-2710)が武蔵小山商店街パルムにオープンして3カ月がたった。「神楽坂茶寮」ブランドを手掛けるアヤカンパニー(新宿区)がプロデュースする。フランチャイズ経営はウェブ制作やデザイン事業を展開するラソ(品川区荏原3)。

「茶寮ベーカリー」2階カフェスペース

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 コンセプトは「お茶に合う食パン」。おいしさと安全性を求め、できる限り国産の材料を使う。店舗は2階建てで、1階に食パンなどの物販スペースを、2階にカフェスペースを設ける。内装は「ジャパニーズモダン」を意識し、温かみのある木を基調とした。店舗面積は約120平方メートル、席数は30席。

 ラソ代表の近藤大輔さんは、同ブランドがフランチャイズ展開するトロント・ノースヨーク店(カナダ)の店舗デザインを担当したという。開店の経緯について「海外を中心に店舗の設計・デザインをする中で、自分も店を持ちたいと考えるようになった」と話す。

 パンメニューは、溶岩窯で焼き上げる1.5斤サイズの生食用食パン「ふわ雪」「極もち」(以上650円)、0.5斤サイズの「ぱんコロ」(ふわ雪=250円、抹茶あずき・ゴマあんこ・3種のチーズ=各350円)、「冷やしクリームパン」(カスタード・あんホイップ・レアチーズ=各220円、フランボワーズ・マンゴーパッション・ほうじ茶=各250円)を用意する。

 「溶岩窯は温度をキープしやすく、焼き上がりの食感が良くなるのが特徴。『ぱんコロ』は、高齢の方でも食べ切りやすいサイズとして開発した。飽きられないように、いろんな種類を増やしていきたい」と近藤さん。

 カフェメニューは「シンプルトースト」「塩あんバタートースト」(以上400円)、「明太子(めんたいこ)バター&餅チーズ」「煮干しバター&高菜チーズ」(以上450円)、「黄金卵のフレンチトースト」(550円)など食パンを使ったデザートと軽食を提供する。「神楽坂茶寮」で販売する「生麩(ふ)と白玉のクリームあんみつ」(700円)、「茶寮のかき氷 アイスクリーム付き」(抹茶あずき・練乳いちご=各850円)なども。

 ドリンクメニューは「抹茶ラテ」(500円)、「神楽坂茶寮のお抹茶」(550円)、「日本のお茶」、カフェラテ(以上450円)、ブレンドコーヒー、ジュース(以上350円)など。

 店舗から約1キロの範囲でパンの宅配サービスを受け付ける。予約は前日15時まで、購入金額1,300円以上から。配達料は200円。食パンに限り定期配達サービスも行う。毎週1回または2回の配達で、配達料は無料。

 今後について「リーズナブルな価格で安全に食を楽しんでもらえたら。季節限定商品や、食パン以外の健康志向のメニューも追加を検討している」と近藤さん。「まずはこの店の認知度を上げるのが目標。その後は都内や国内、さらには海外へと店舗を展開していきたい」と意気込む。

 営業時間は、物販=10時~19時(土曜・日曜・祝日は9時~)、カフェ=9時~19時(同20時まで)。現在は新型コロナウイルス感染症対策として、入り口に消毒用アルコールを設置し、カフェスペースの席数を減らしている。

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