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武蔵小山駅前にドトール新業態 スペシャルティコーヒーに特化、品川区初出店

「ドトール珈琲店 武蔵小山店」外観

「ドトール珈琲店 武蔵小山店」外観

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 スペシャルティコーヒー特化のカフェ「ドトール珈琲(コーヒー)店 武蔵小山店」(品川区小山3、TEL 03-3787-5031)がパークシティ武蔵小山ザ・モール2階にグランドオープンして2カ月がたった。経営はドトールコーヒー(渋谷区)。

「ドトールブレンド」(450円)と「たっぷりたまごのオムライス」(850円)

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 同社がハイブランドとして展開する新業態「ドトール珈琲農園」シリーズの一つ。国内では12店舗目となり、品川区では初出店。

 内装は、コーヒー農園主邸宅をイメージした高級感のある空間を再現したという。大人数でも利用できる革張りのソファ席やシャンデリア、観葉植物などを設置し、壁には同店が提供するコーヒー豆の麻袋をインテリアとして取り付けた。Wi-Fi、電源を完備し、全席禁煙。店舗面積は約73坪、席数は79席。

 同社広報課の古井戸(こいど)加奈さんは、「武蔵小山駅前の利便性や再開発の状況から、ハイブランド業態が客層とマッチするのではないかと考えた。コロナ禍でのオープンになったが、店舗が広いため、座席の間隔を十分に取りながらご案内している」と話す。

 提供するコーヒーは、スペシャルティコーヒーのみ。同社が20~30カ国から仕入れるコーヒー豆のうち、常務取締役であり、日本スペシャルティコーヒー協会理事の菅野眞博さんが厳選したものを使い、一杯ずつハンドドリップで抽出している。

 メインブレンドの「ドトールブレンド」は、ブラジルやコロンビアの豆を中深煎りする。「フルーティな甘味がありつつ、苦味と酸味のバランスがよく、毎日でも飲みやすいのが特徴」と古井戸さん。そのほか、より華やかな酸味の「ビターブレンド」、さっぱりとした「アメリカンソフトブレンド」(以上、450円)の3種類を用意する。

 スペシャリティコーヒー以外のドリンクメニューには、季節の果実を使った「フルーツティ」(アイス・ホット、750円)、辛口な「自家製ジンジャーエール」(550円)などをそろえる。

 フードは、チキンライスと卵3個を使う「たっぷりたまごのオムライス」や「イベリコベーコンの和風パスタ」(以上、850円)など、ボリューム感のあるメニューを提供する。デザートは、弱火で20分ほどかけてじっくりと焼く「パンケーキ」(630円)やケーキ各種(450円)など(以上、全て税別)。客単価は500~1,500円。

 「当社はもともとコーヒー豆の焙煎加工卸売として始まった会社。ハイグレードなコーヒーをゆっくりと楽しめるような落ち着いた空間が、コーヒーを楽しむ新たな選択肢になればうれしい。ファミリーから年配層、ビジネスパーソンの商談まで、幅広いお客さまにご利用いただければ」とほほ笑む。

 営業時間は8時~21時。新型コロナウイルス感染症対策として、ドアを開放して店内を換気し、消毒液を設置する。

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