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武蔵小山にネパール料理店「チャチャフイ」 4年ぶり再出店、スパイスにこだわり

オーナーのマハラジャン・ラジェシュさん(左)とスタッフ(提供:ゆきどっぐ)

オーナーのマハラジャン・ラジェシュさん(左)とスタッフ(提供:ゆきどっぐ)

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 「タンドール&スパイス酒場 チャチャフイ」(品川区小山3、TEL 03-6426-2695)が武蔵小山駅近くのパークシティ武蔵小山ザモール1階にオープンして3カ月がたった。

「タンドール&スパイス酒場 チャチャフイ」店内(提供:ゆきどっぐ)

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 オーナーのマハラジャン・ラジェシュさんは、2016(平成28)年に同エリア再開発のため武蔵小山から西小山に移転した「バルピパル」(小山6)を経営する。出店経緯について「武蔵小山は自分のキャリアが始まった場所。良い人ばかりの温かい街なので、またここに戻って店を開きたかった」と話す。

 店名の「チャチャフイ」は「ブランコをこぐ時など、何かを始める時に勢いをつけるための言葉。スパイス酒場をやるぞ!という気持ちを込めた」という。席数は15席、店舗面積は6坪。

 コンセプトは「スパイスを使ったタンドール料理」。タンドールというつぼ型の窯を使い、スパイスを生かした肉料理やカレー、一品料理をそろえる。「テーブルにはスパイスミルを置き、お客さま自身でもスパイスをひいて料理にプラスできるようにしている」とマハラジャンさん。

 現在は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を受けて、テークアウトメニューを販売する。店内での飲食は2人までの定員制。店内を換気し、アルコール消毒液を設置する。

 テークアウトメニューは、カレー単品「骨付きチキンのネパールカレー」「激辛 羊ホルモンと青唐辛子のカレー」(以上780円)、「チャチャフイの豚カレー」「羊肉と大根のカレー」(以上850円)のほか、セットメニューとして「ライスとアチャールのセット」(プラス200円)、「ライスとアチャールとマトンチョエラ(羊肉のスパイス和え)のセット」(プラス450円)を提供する。スペシャルメニューの「丸ごと一本!羊のスネ肉のカレー(2~3人前)」(1,780円)も。

 アラカルトは「ミートボールのスパイストマト煮込み」(680円)、「羊肉と青唐辛子のアチャール炒め」(720円)、「モモ(ネパールの小籠包)」(マトン S=420円、M=800円、ベジ S=390円、M=750円)、「ネパールのおつまみ盛り合わせ」(3種=780円、5種=1,080円)などを用意する。「砂肝のクミン焼き」(680円)、「羊のタン」(780円)、「豚肩ロースかたまり肉」(1,180円)、季節の野菜焼き(250円~)などのタンドールメニューも。焼き上がりまで豚肩ロースは30分、それ以外は約15~20分かかるため、来店前の電話予約を推奨している。

 「『バルピパル』オープン当時のお客さまにも来ていただき、愛されていると実感している。このエリアでまた店を開けてうれしい」とマハラジャンさん。今後について「スパイスで遊べるような店にしたい。どんな料理にどのスパイスが合うのか知ってもらい、好みの味を探す機会をお客さまに提供していければ」と意気込む。

 営業時間は平日=17時~23時、土曜・日曜・祝日=15時~23時(現在は平日=12時~15時、17時~20時、土曜・日曜・祝日=12時~14時、16時~20時、期間は未定)。

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