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大崎に加熱式たばこ専用喫煙所 トリックアートで3密回避促す

トリックアートが描かれた喫煙所

トリックアートが描かれた喫煙所

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 大崎駅(品川区大崎1)の新西口歩道橋下に8月11日、新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的に密を避けるトリックアートを施した屋外喫煙所が開設した。品川区とフィリップモリスジャパン(千代田区)が連携する取り組み。

ソーシャルディスタンスを促す看板

 同喫煙所は加熱式たばこ専用で、喫煙所内には青空や池、宇宙など全て違う絵柄のトリックアートを地面の7カ所に施した。金網にはソーシャルディスタンスを促す看板を設置する。喫煙所の総面積は約24平方メートル。

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 品川区地域振興部地域活動課の担当者は「北口に紙巻たばこも利用できる喫煙所があったが、駅構内にたばこの匂いや煙が流れていた。煙が出ない加熱式たばこ専用の喫煙所を設置しようと考えていたところ、新型コロナウイルス感染症が発生。3密を回避する方法を考えた」と経緯を話す。「地面に穴が開いているように見えるトリックアートを作り、楽しくソーシャルディスタンス(社会的距離)を保てる空間にしようと、連携先のフィリップモリスジャパンと考案した」とも。

 品川区では政府の緊急事態宣言の全国拡大を受けて、4月17日から区内にある9つの屋外喫煙所を閉鎖していた。9月2日現在は、3密の可能性がある3カ所の喫煙所を閉めている。

 「利用者にはトリックアートで距離を保ち、ルールを守って使用いただいている。喫煙所に空間が生じたように感じる」と担当者。「紙巻たばこも使用できる喫煙所は道路を挟んだ向かいに新設したことで、それぞれの利用者が分散した」とも。

 今後は3カ月ほど検証し、他の喫煙所でも応用するかを検討するという。