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大崎の「レストラン アロム」、持ち帰り専門ブランド「フレンチ ビリヤニ」開始

「子羊Ver.」(提供:フレンチ ビリヤニ)

「子羊Ver.」(提供:フレンチ ビリヤニ)

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 フレンチとワインの店「レストラン アロム」(品川区北品川5、TEL 03-6277-4108)がテークアウト専門ブランド「フレンチ ビリヤニ」をスタートして2カ月たった。運営はヴィノラム。

テークアウトしたビリヤニを自宅で調理する際のイメージ(提供:フレンチ ビリヤニ)

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 総支配人の岡部一己さんは、飲食店に携わって約30年になる。新ブランド立ち上げの経緯について、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、バスマティライスを使ったテークアウト料理を考案することに。ビリヤニをより日本人向けにアレンジすればテークアウトの目玉になると感じた」と話す。

 ビリヤニは、スパイスとバスマティライス、肉、魚、卵や野菜などから作るカレー風味の炊き込みご飯。バスマティライスは、細長くてパラパラとした炊き上がりが特徴のインディカ米の一種で、インドやパキスタンを中心に食べられている。

 「ビリヤニは、パエリア、松茸ご飯と並ぶ『世界三大炊き込みご飯』の一つと称され、味と米の炊き加減を見極めるのが難しい料理」と岡部さん。「レストラン アロム」の経験を生かし、フレンチ風に仕上げるという。

 メニューは「子羊Ver.」と「エビVer. 」(以上1,500円)を用意する。2種類合わせて1日10食限定。ビリヤニには、フランスで親しまれている辛い調味料「アリッサ」を自作して使い、スモークしたカシューナッツとセロリを添える。容器は、鍋焼きうどん用の加熱容器を採用し、そのまま自宅のコンロで10分ほど加熱すると「おこげがおいしいビリヤニ」が食べられるという。

 「テークアウト商品の開発は、店にとって良い試み。『フレンチ ビリヤニ』を新しい武器としていきたい」と岡部さん。今後の展望について「近隣住民や大崎に勤めている方に利用してほしい。味付けやおこげの出し方など、さまざまな工夫を凝らしたビリヤニをいろんな方に知ってもらえたら」と意気込む。

 注文は、ラインの専用アカウントで前日まで受け付ける。受付時間は10時~20時。日曜~火曜・祝日定休。

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