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戸越銀座に浜松PR限定店「うなもストア」 商店街の別店舗で延長も

うなぎいも協同組合理事長の伊藤拓馬さん

うなぎいも協同組合理事長の伊藤拓馬さん

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 期間限定のポップアップストア「うなもストア in TOKYO」(品川区豊町1)が戸越銀座商店街にオープンして3週間がたち、好評を得て1週間の延長が決定した。運営はうなぎいも協同組合(浜松市)。

「うなもストア in TOKYO」の内装

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 浜松のPRを目的に、11月1日から1カ月限定でオープンした同店。関東への店舗出店は今回が初めて。場所は「とごしぎんざの牛乳屋」向かいで、倉庫を改装して利用する。店舗面積は約8坪。

 店の看板商品である「うなぎいも」は、2011(平成23)年に立ち上げたサツマイモのブランド。浜松・浜名湖名産のウナギの頭や骨を肥料にして栽培する。マスコットキャラクターの「うなも」は、ウナギを肥料にして栽培していたところ、突然変異で生まれたという設定のキャラクター。浜松を農業から元気にすることを生きがいに活動している。

 同組合理事長で、「うなも」の執事を務める伊藤拓馬さんは「コロナ禍でさまざまなイベントがキャンセルになり、浜松も大きな打撃を受けた。そこで、浜松の生産者応援と、東京の方に新たに魅力を知ってもらう意味合いを込めて、ポップアップストアの出店を決めた。戸越銀座には『戸越銀次郎』などがいて、キャラクターに親しむ土壌があると感じた」と話す。

 店舗では、「浜松産次郎柿」(250円)や「うなぎいもの詰め放題」(500円)といった浜松の特産品ほか、「畑のプリン」(360円)や「金の極みポテト」(230円)、「うなぎいもの焼き芋」(400円)など、うなぎいもを使ったスイーツを販売する。そのほか、「Tシャツ」(3,500円)、「マフラー」(4,500円)、「うなぎいもマスコット」「うなぎねこマスコット」(以上1,300円)など、マスコットキャラクター「うなも」をデザインしたオリジナルグッズを用意し、東京限定の商品も取りそろえる。

 「1カ月限定の赤字覚悟でオープンしたが、地元の方に多くご利用いただき、予想以上の集客と売り上げを記録している。リピーターも多く、たくさんの方に浜松の魅力に触れてもらえてうれしい」と伊藤さん。「当初は1カ月限定だったが反響を受け、商店街内で場所を変えて12月2日から12月6日までオープン期間を延長することが決まった。今後は都内に常設の店舗も視野に入れ、より多くの方に浜松の魅力に触れてもらえるよう活動を続けるつもり」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。現在の場所での営業は29日まで。12月の営業は戸越銀座商店街内、戸越銀座駅から武蔵小山方面に向かって徒歩2分の場所を予定する。

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