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大森駅北口に“個”ワーキングスペース「グランワーク」 全席個別ブース、アプリで入室

個別ブースが並ぶワーキングスペース(写真提供:グランワーク)

個別ブースが並ぶワーキングスペース(写真提供:グランワーク)

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 全席個室の「“個”ワーキングスペース」をうたう「グランワーク」(品川区南大井6、TEL 03-6404-6668)が大森駅北口にオープンして2カ月がたつ。

ドリンクコーナーには冷蔵庫やごみ箱を設置する(写真提供:グランワーク)

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 自宅でのテレワーク環境が整っていない人や学習スペースがない人向けに、45席のパーソナルスペースを設ける。席の種類は、パーティションで区切られた個別ブース31席、電話やリモート会議用に会話ができる個別ブース10席、遮音仕様の個室3席、スタンディングスタイルの個別ブース1席。店舗面積は約90坪。全席禁煙。

 オープン経緯について、同社広報担当の早野壽一(ひさかず)さんは「当社でもコロナ禍でリモートワークを導入したが、家で仕事をするのが難しい社員がいたので、作業スペースを探し始めたのがきっかけ。集中できる個室タイプのワークスペースはあまりなく、ビジネスパーソンはもちろん、学生の利用も見込んでいる」と話す。

 全席料金均一でフリーアドレス制。料金は30分間=600円、90分間=900円、3時間=2,000円、1日=5,000円。利用者は公式サイトで会員登録が必要。事前予約制で、施設に入るための解錠や決済はアプリ上で行う。

 フリードリンクとして、コーヒーや煎茶、水を提供する。有料で、約10種類のコーヒーや紅茶、カットフルーツ(以上100円)、フルーツ系飲料(100円~)などもそろえる。

 今後の展望について、早野さんは「アプリだけの操作でスタッフと話さないワークスペースは、現代のニーズにマッチしているはず。いろんな方に知ってもらい、大森だけでなく、新宿など人出のある場所への進出も目指したい」と意気込む。

 営業時間は9時~20時。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、受付にアルコール消毒液を設置。自動検温器による入店時の検温、マスクの着用を促すほか、定期的に換気する。

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