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武蔵小山創業支援センター1階を全面改装 区内起業家が出店、交流スペースも

出店者の山崎圭未さん(左)、貝塚なおこさん(中央)、荒井有生さん

出店者の山崎圭未さん(左)、貝塚なおこさん(中央)、荒井有生さん

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 品川区立武蔵小山創業支援センター(品川区小山3、TEL 03-5749-4540)1階が3月1日、リニューアルオープンした。管理は品川区で、運営事業はエキスパート・リンク(東五反田5)が受託する。

 同施設は創業準備中または創業後の起業家を支援する目的で、2010(平成22)年に開設。コンセプトに「女性の起業・事業支援」を掲げる。

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 今回のリニューアルでは、1階部分を全面改装した。これまでの貸し店舗「チャレンジショップ」に加えて、起業家同士や地域住民の交流の場「コラボレーションスペース」と販促物・試作品の制作スペース「ブランドデザインファクトリー」を新設。内装は、品川女性起業家交流会「しなjob」が協力した。リニューアル部分の施設面積は約45平方メートル。

 1階リニューアルの経緯について、品川区地域振興部商業・ものづくり課長の遠藤孝一さんは「出店スペースとして運用してきたが、事務所のような雰囲気があり集客力が課題だった。開設から10年がたち、人々の働き方の変化を受けて、さらなる機能強化に踏み切った」と話す。

 チャレンジショップは、区内の事業者が一定期間出店できる貸店舗スペース。入り口正面の2区画(最長1年、1回更新可)と壁面の1区画(最長3カ月、1回更新可)を用意する。出店者同士が共同運営する体制を取る。

 オープンに当たり新規出店者3店を募集した。アクセサリーブランド「RIELE(リエル)」の山崎圭未(たまみ)さんは、痛くないイヤリング(2,800円~)などを販売する。「I am(アイアム)」を運営するカゴバッグ作家の貝塚なおこさんは、カゴバッグ(7,000円~)や「3WAYミニバッグ」(6,500円~)を用意するほか、オーダーメイド制作を受ける。薬膳ブランド「malama(マラマ)」の荒井有生(ゆい)さんは、薬膳茶(各450円)や「薬膳茶入りタンブラー」(3,800円)、ドライフルーツ(各500円)などをそろえる。

 コラボレーションスペースは、セミナーや講座、ワークショップなどのイベント会場として利用するほか、事前予約制で貸し切りにも対応する。壁付けの液晶モニターや可動テーブル、椅子10席を備える。

 ブランドデザインファクトリーの利用は予約制で、事前登録が必要。デスクトップパソコン(2台予定)、最大でA2サイズが印刷できるプリンター、ラミネーターを設置するほか、ドライバーなどの工具、POP制作に使える文具をそろえる。販促やデザインの関連書籍約30冊も。

 オープン当日は、関係者向けのセレモニーを開いた。同施設センター長の藤田隆久さんは「商品を作って、演出して、人が集まることで、事業が外に広がる流れを期待している。共同出店型にしたのは、商売は助け合いだから。一人で起業する皆さんが、人との関わりを早い段階で経験できる場になれば。さまざまなハードルを越えていけるよう、全力でお手伝いしたい」と意気込む。

 出店者の一人である山崎さんは「このビル6階のコワーキングスペースを利用している。センター主催のテスト出店イベントほか都内各地の催しに出店してきたが、長期出店は初めて。いろいろな方にお越しいただければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~18時(水曜・木曜は17時までを予定)。新型コロナウイルス感染症対策として、パーティションの設置、スタッフのマスク着用のほか、入り口に消毒液を設置する。

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