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戸越銀座をイメージした「銀ブラバッグ」販売 地元デザイナー考案、買い物や街歩き用に

「銀ブラバック」デザイナーの土佐谷麻里子さん(写真提供=土佐谷さん)

「銀ブラバック」デザイナーの土佐谷麻里子さん(写真提供=土佐谷さん)

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 戸越銀座をイメージしたご当地バッグ「銀ブラバッグ」の販売が始まり2カ月がたった。制作・販売は「TOMARE Design(トマレデザイン)」(品川区平塚1)。

4色展開の「銀ブラバック」(写真提供=土佐谷さん)

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 同エリア在住のグラフィックデザイナー・土佐谷(とさや)麻里子さんがデザインする。土佐谷さんは全国各地のご当地トートバッグを制作するプロジェクト「JIMOTOTE(ジモトート)」に携わり、手応えを感じた経験から自分の住む戸越銀座の魅力を伝えられるオリジナル商品を考案。昨年から本格的に商品化へ動き始めた。土佐谷さんがオリジナル商品を作るのは初めてだという。

 「銀ブラバッグ」はポリエステル素材で、カラーは、レッド、ネイビー、カーキ、ブラックの4種類。サイズは、横510ミリ、縦405ミリ、マチ200ミリ。折りたたみ可。

 バッグの片面には「Togoshi」の文字とともに、商店街の名物「戸越銀座コロッケ」や戸越銀座の名前の由来となった煉瓦(れんが)、商店街のアーチを取り入れたデザインをプリントし、もう片面には「銀ブラ」のロゴをあしらう。

 デザインのポイントについて土佐谷さんは「性別や年齢を問わず誰でも使えるデザインとビビットなカラー展開の絶妙なバランスを意識した。ラウンド型でたっぷり物が入る仕様だが、実際に持つと軽く感じ汚れても洗える素材を選んだ」と話す。

 価格は1,900円で、現在はオンライン販売のみ。今年3月には戸越八幡神社(戸越2)でテスト販売を実施した。

 「『銀ブラバッグ』を通して、この街に何か貢献できればうれしい。くるくる丸めると手のひらサイズになるため、メインバッグの中に入れるポータブルバッグや、買い物に使えるエコバッグとしても使ってもらえたら」と土佐谷さん。「今後は直接販売できる機会をもっと増やしていきたい。将来的には、『銀ブラバック』ブランドを確立し、戸越銀座だけでなく日本に数多くある『◯◯銀座』にもムーブメントを広げられたら。長い目でやっていきたい」とほほ笑む。

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