チーズスイーツ専門店「CASA DE GAZTA(カーサ デ ガスタ)」(港区白金1、TEL 03-3473-7495)が6月18日、白金高輪駅近くにオープンした。
バスクチーズケーキ専門店「GAZTA」(白金1)の新業態で、場所は同店の2軒隣。店舗面積は約15坪、席数は5席。店内は禁煙。
代表の戸谷尚弘さんは、「スペイン・バスク地方を訪れた際、漁師町ゲタリアのレストラン『エルカノ』で食べたチーズアイスに感銘を受けた。シェフにおいしさの秘訣(ひけつ)を聞いたところ、快く厨房(ちゅうぼう)で製法を教えてもらい、日本で再現することを決めた」と話す。
しかし、日本国内では適したチーズが入手できず、試行錯誤の末に美瑛放牧酪農場(北海道)と共同でチーズアイス用のフロマージュ・ブランを開発。その後も温度管理やオペレーションに苦労し、「何度も挫折しそうになったが、ようやく納得のいくチーズアイスが完成した」という。
看板メニューのチーズアイス「GETARIAICE (ゲタリアイス)」(イートイン=800円、テークアウト=750円)ほか、バスクチーズケーキ「CASA DE FONDU (カーサ デ フォンデュ)」(イートインのみ=900円)などを提供する。ヨーロッパのチーズを使うマドレーヌ「BASQUELEINE (バスクレーヌ)」(1個=380円)は、同店オープンのきっかけになったレストラン「エルカノ」の名物料理にちなんでカレイの形の金型を使う。
チーズスイーツに合うドリンクとして、同店では紅茶を薦める。メニューは「ブレックファーストティ」、「ソレイユ(ルイボスティー)」、水出しアイスティー(以上700円)、「アフタヌーンティー」(800円)、「ダージリンセカンドフラッシュ」(1,200円)、ペパーミントティー(750円)、「アールグレイスペシャル」、アッサム(1,000円)など。ホットとアイスを用意する。
そのほか、水出しアイスコーヒー(800円)やフレンチプレスコーヒー(1,000円)、日本茶メニューとして「蒼天」(1,200円)、「咲耶」(1,000円)、「つきよみ」(800円)をそろえる。カシスジュース、赤スグリ、(以上900円)、レモネード(700円)なども。
「チーズアイスを食べることで、少しでも皆さんが元気になってもらえれば。『カーサ デ フォンデュ』は、GAZTAのバスクチーズケーキとは異なり、とろけるような食感が特徴。ぎりぎりの焼き加減で仕上げている」と戸谷さん。「バスク料理の魅力を発信するため、これからも商品開発に積極的に挑戦していく予定。どんな方にも垣根なく、心に届くおいしい商品を届けたい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は9時~19時。新型コロナウイルス感染症の対策として、アルコール消毒液やアクリルスタンドを設置し、スタッフはマスクを着用する。来店客には飲食時以外のマスク着用と手指の消毒をお願いする。