カフェ「クレープアリサ東京 酵素クレープ専門店@Cafe Culture(カフェカルチャー)」(品川区小山4、TEL 03-4362-8029)が武蔵小山駅近くにオープンして1カ月がたった。
「クレープアリサ東京 酵素クレープ専門店@Cafe Culture」外観
2017(平成29)年に目黒区・祐天寺で「クレープアリサ祐天寺 酵素クレープ専門店」として店を構えた同店。開業4周年を機に、以前からデリバリー注文が多く入っていた武蔵小山エリアへの移転を決意したという。
場所は「明星飯店」隣で、「Cafe Culture」跡を改装した。同店を切り盛りしていたフランス出身の元オーナーと「クレープアリサ東京」店主でフランス滞在経験のある藤田莉彩子さんとの間で言葉や文化についてお互いの理解が深まったことから、物件の引き継ぎが決まったという。店舗面積は約18坪、現在の席数は26席。電源・Wi-Fiがある。
コンセプトは、「日本で唯一の酵素クレープ専門店」。クレープ生地には約3カ月かけて製造した自家製酵素ジュースとミネラルを加え、一晩以上寝かせて発酵させる。砂糖には北海道産の大根から採れる「てんさい糖」を使用。藤田さんは「おいしいだけでなく体にもやさしいクレープを目指している」と話す。
クレープは、「モンブラン小倉生クリーム」(940円)、「オレンジ酵素チーズクリーム生クリーム」(980円)、コーヒーゼリーとガトーショコラを乗せる「琥珀(こはく)スペシャル」(980円)などのオリジナルメニューが中心。「バナナチョコ生クリーム」(550円)、「メープルシロップ」(420円)などの定番クレープもある。ウーバーイーツによるデリバリーにも対応する。
店内では、毎月第1金曜にフランス語、第2金曜に英語で話す会を実施する。予約不要で、参加者は同店での注文が必要。フランス語の講師は「Cafe Culture」の元オーナーが務める。
「来店してくれたお客さまが、酵素クレープを『これまでに食べたことがない味』『モチモチしていておいしい』と喜んでくれてうれしい。店内はゆったりしていて明るく、ベビーカーでの入店やペット同伴も可能」と藤田さん。「今後はドリンクメニューや食事メニューも充実させたい。営業時間を延ばせるようになったら、夜はこだわりのワインやアルコールも提供する予定。ぜひ一度足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
現在の営業時間は火、曜~木曜=12時~19時、金曜=15時~20時、土曜・日曜=11時30分~19時。月曜定休。新型コロナウイルス感染症対策として店内を換気するほか、入り口に消毒液を設置し、客の入れ替わりごとに店内を消毒する。カウンターにはパーティションを設置。スタッフはマスクを着用する。