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ゲストハウス品川宿がPCR検査プラン開始 近隣クリニックと提携、出国をサポート

滞在の相談に訪れた利用者(左)とスタッフ

滞在の相談に訪れた利用者(左)とスタッフ

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 北品川駅近くの「ゲストハウス品川宿」(品川区北品川1、TEL 03-6712-9440)が現在、海外への出国前に新型コロウイルス感染症のPCR検査を受ける人向けに検査後の待機や宿泊ができるプランを提供している。経営は宿場JAPAN(北品川1)。

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 国内外の旅行者に、地域交流型の宿泊サービスを提供してきた同施設。2020年5月には、緊急事態宣言に伴う外国人帰国困難者の無料宿泊受け入れを実施した。

 代表の渡邊崇志さんは「現在は国際便が限られているため、出国予定者は羽田空港を利用して全国から集まり、成田空港に向かうことが多い状況。帰国しなければならない事情がある人は、そもそも各国に向かう国際便の運航状況が不安定で急に出国が決まるケースも。一方で、出発直前の陰性証明を入国条件とする国もある。検査は空港でも受けられるが費用が割高で、経済的な余裕があまりない人もいる。北品川エリアは両空港の移動経路上にあり、PCR検査を受けやすいと考えている」と話す。

 今回のプランは、近隣の「医道五十三次クリニック」と提携して提供する。きっかけは、2軒隣の同クリニックで検査後、待機場所がなく困っていたインド出身者が、ゲストハウス品川宿に「滞在できないか」と相談に来たことから。マネジャーの長谷川信一郎さんが、出国者のサポートに力を入れる同クリニックから事情を聞き、提携に至ったという。

 プランは2種類を用意する。「無料休憩プラン」は、PCR検査を受けた後、結果を受け取るまでの約4時間を同ゲストハウスで無料滞在でき、費用は1万5,000円(検査費用9,900円、陰性証明5,100円)。「宿泊プラン」は、検査後に個室に宿泊でき、費用は1万9,500円(検査費用9,900円、陰性証明5,100円、宿泊4,500円)。利用者にはペットボトル水を進呈するほか、施設内にはWi-Fiを備え、シャワー利用可。

 「他言語に対応でき、飲食店の営業状況など北品川エリアの最新の地域情報にも詳しいので、安心して利用してほしい」と長谷川さん。渡邊さんは「この1年間、渡航者のリアルな状況や悩みを聞いてきた。業界的に厳しい状況でもゲストハウスを存続し、必要な人に情報を届けたい。今後は感染症が落ち着いて旅行者が戻ってきたら、ゲストハウスとして世界一周に出掛けるような人をいち早く迎え入れ対面で交流できる場でありたい」と話す。

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