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京急の歌う電車「ドレミファインバータ」が今夏引退へ 記念乗車券や貸切イベントも

「ドレミファインバータ」と呼ばれる新1000形(写真提供=京浜急行電鉄)

「ドレミファインバータ」と呼ばれる新1000形(写真提供=京浜急行電鉄)

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 京浜急行電鉄(神奈川県)は、通称「ドレミファインバータ」最後の1編成が2021年夏に運行を終了すると発表した。運行終了に合わせ、記念イベント「さよならドレミファインバータ♪」を実施する。

「さよならドレミファインバータ♪記念乗車券」(写真提供=京浜急行電鉄)

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 「ドレミファインバータ」は、製造元の海外機器メーカーがモーターを制御するインバーターの振動ノイズ(磁励音)をドレミの音階に聞こえるよう調整した車両で、「歌う電車」として長年ファンの間で親しまれてきた。1998(平成10)年から2000(平成12)年にかけて導入された「2100形」に続き、2002(平成14)年から運行する「新1000形」の1次車と2次車に搭載された。2008(平成20)年以降の車両更新によって次第に数を減らし、現在は、1編成のみが京急大師線を除く京急全線で運行されている。

 運行終了に合わせ同社では、7月10日7時から京急蒲田駅の改札外特設カウンターで記念グッズ「さよならドレミファインバータ♪記念乗車券」(1セット2,000円)を販売する。D型硬券の3枚セット(品川駅から950円区間、京急久里浜駅から800円区間、三崎口駅から250円区間)で、台紙を開くと「あの音」が鳴る仕様。限定5000セットで、購入は1人2セットまで。購入者のうち抽選で15組30人を特別貸切イベント列車に招待するという。

 併せて、発車時の音階を再現したサウンドプラレール「京急新1000形(アルミ車)」(3,200円)を限定9000個で発売する。新1000形をモデルにしたサウンドプラレールは初めて。10日7時から蒲田駅の特設会場で、10時からオンラインショップ「おとどけいきゅう」で先行販売するほか、11日から京急のグッズショップ「おとどけいきゅう」鮫洲店(東大井1)と横浜港大さん橋店(神奈川県)、16日からはセブンイレブン京急ST店の一部店舗、京急ストアの一部店舗、京急百貨店(神奈川県)5階のおもちゃ売り場でも販売する。

 7月18日には、特別貸切イベント列車「ありがとうドレミファインバータ♪」も運行する。運行区間は、京急品川駅から同社の車両工場・久里浜工場までの片道。乗車できるのは、京急百貨店のカルチャースクール「COTONOWA(コトノワ)」会員が対象で170人限定。参加費は、中学生以上=3,300円、小学生以下=2,200円。申し込みはCOTONOWA公式サイトで受け付ける。当日は車内外での鑑賞会や車両撮影会を予定しているという。

 6月25日、同社が最後の1編成の運行終了を発表すると、SNS上では「ついに引退」「寂しい」などと惜しむ声が挙がった。同社広報部の関根拓郎さんは「こうして車両に親しみを感じてもらえるのはありがたいこと。運行期間はあと少しになってしまうが、イベントも楽しんでもらえたら」と話す。

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