「ミスターチキン鶏飯店」(港区高輪3)が7月21日、品川駅構内のエキュート品川1階Travelers Kitchenゾーンにオープンした。経営はファーラーキングス(品川区北品川5)。
同店が店を構えるのは「sakana bacca(サカナバッカ)エキュート品川店」隣で、店舗面積は約1坪。北品川店(北品川5)、五反田店(東五反田2)、キッチンカー販売に続く駅ビルテークアウト専門店になる。代表の加藤大夢さんは、「今年に入り、エキュート品川で2度のポップアップストア出店を経験した。飲食店の営業時間短縮の影響か、夕方以降の利用客が予想以上に多く、手応えを感じて本格出店に至った」と話す。
メニューは、同店の看板メニューでシンガポールチキンライスを弁当にした「チキンライス弁当」(蒸し=750円、揚げ=800円、蒸し&揚げ=850円)や「チャーシューライス弁当」(950円)、「パッタイ弁当」、「タイのライスボールチキンBOX」(900円)など。セットメニューとして、パッポンカレー(カレーと卵炒め)とタイガパオを組み合わせた同店限定の「タイコンボ弁当」(1,100円)、シンガポールチキンライスとカレーを組み合わせた「シンガポールコンボ弁当」(1,050円)なども販売する。
そのほか、鶏肉を揚げるシンガポール料理「ペーパーチキン」(5個=580円)、タイの春雨サラダ「ヤムウンセン」(580円、ミニ=200円)、生春巻き(250円)などの総菜を用意する。「新幹線などでの長距離移動ででもつまんでもらえたら」と加藤さん。トッピングの「追加パクチー」(100円)も。
エキュート品川店のオープン記念として、北品川店・五反田店・各キッチンカーでは「シンガポールチキンライス」を100円引きで販売する。7月26日から8月1日まで。
コロナ禍の1年半を振り返り、「店舗はデリバリー需要がぐっと増え、その流れでキッチンカーの販売を強化した。キッチンカーは都心部だけでなく、郊外のマンションなどでも販売している。デリバリー強化のために、昨秋には北品川にセントラルキッチンを新設したため、結果的に今回の出店がしやすくなった」と加藤さん。「既存店やキッチンカーのお客さんがエキュートの新店を利用してくれることもあり、品川駅のアクセスの良さを実感している。仕事帰りにぜひ立ち寄ってもらえたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は9時~22時(日曜・祝日は20時30分まで)。新型コロナウイルス感染症の対策として、スタッフはマスクを着用する。