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戸越八幡神社で「一箱古本市」開催迫る 店主推薦「絵本コーナー」を新設

2019年開催時の様子(写真提供=戸越八幡神社 一箱古本市)

2019年開催時の様子(写真提供=戸越八幡神社 一箱古本市)

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 戸越八幡神社(品川区戸越2、TEL 03-3781-4186)で10月2日、「戸越八幡神社 一箱古本市」が開催される。

改修中の戸越八幡神社(写真提供=戸越八幡神社 一箱古本市)

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 同イベントは2016(平成28)年に始まり、今年で5回目。一般参加者が一日店主となり、ダンボール箱程度の大きさの箱に個人所蔵の書籍を並べて販売する。

 昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催を中止した。代わりの取り組みとして、主催メンバーたちが1年にわたり、戸越エリアや神社の様子、印象深い本などについて思いをつづるデジタルフリーペーパー「木もれ日通信」を公式ブログで更新している。

 企画メンバーの冨永麻倫さんは「昨年からオンラインで打ち合わせを重ねてきた。オンライン上で開催するアイデアもあったが、この一箱古本市は戸越八幡神社での場づくりも兼ねて始まったもの。現地での開催を継続してこそだと考えた。悩みながら今回の企画を進めた」と話す。

 今年の出店数は、例年の半分にあたる約10箱で、店主同士の間隔を広くとるという。また、「絵本コーナー」を新設し、店主と企画メンバーによるおすすめの絵本を紹介カードと共に並べる。

 冨永さんは絵本コーナーの新設について、「過去の開催で、『絵本はありませんか』と来場者に聞かれたことがきっかけ。子ども連れで楽しめる場にしたい」と話す。例年、同時開催していた「豆本市」は中止する。

 冨永さんは「近所の方が立ち寄る場になれば。神社の拝殿や本殿は創建500年に向け改修中。貴重な工事の様子も目にとめてほしい」と笑顔を見せる。

 開催時間は10時~16時。雨天時は10月3日に延期する。新型コロナウイルス感染症の状況により「直前での中止も検討する」という。当日は感染対策として、スタッフ・出店者は検温してマスクを着用し、来場者のマスク着用を呼び掛ける。境内には消毒液を設置する。

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