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武蔵小山に豚肉料理の定食店「食堂ぶた」 平田牧場のブランド豚使う

「食堂ぶた」の外観(写真提供=食堂ぶた)

「食堂ぶた」の外観(写真提供=食堂ぶた)

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 豚肉料理の定食店「食堂ぶた」(品川区小山3、TEL 03-6426-2655)が、武蔵小山のパルム一番通りにオープンして1カ月がたった。経営はラーメン「つじ田」「田中商店」などの飲食ブランドを展開するオイシーズ傘下のand RICE(千代田区)。

「食堂ぶた」の内装(写真提供=食堂ぶた)

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 同店の出店プロジェクトは2021年2月にスタート。オイシーズ企画開発本部の飯島優さんは「ビジネス街ではなく、夜間人口が多い地域を探していた。武蔵小山にはタワーマンションや活気ある商店街があり、条件に合致した」と話す。店舗面積は約17坪。席数は26席。

 業態・メニュー開発にはフードプロデューサーの河瀬璃菜さんが参加。肉は平田牧場(山形県)のブランド豚である三元豚や金華豚を産地直送で使い、米は福島県産のヒトメボレを採用する。「肉の味に合う米を選んでいる。今後は扱う米の種類を増やして、日替わりで楽しめるようにできたら」と飯島さん。

 看板メニューは、「三元豚厚切りロースカツ定食」(2,400円)。甘く臭みのない脂で、さっぱりとした味わいだという。バラ肉とロース肉の異なる食感が楽しめる「三元豚生姜(しょうが)焼き定食」(1,400円)も。

 そのほか、「三元豚紙カツ定食」「三元豚黒酢酢豚定食」(以上1,600円)、「三元豚厚切りトンテキバター定食」(2,200円)、「三元豚厚切煮豚エッグ定食」(1,800円)、「金華豚モツ煮定食」、「三元豚バラキムチ定食」(以上1,200円)、「三元豚餃子定食」(1,000円)などを提供する。ご飯、汁物はお代わり可。

 ドリンクメニューは、「サッポロラガービール 赤星 生」(600円)、「こだわり酒場のレモンサワー」、「角ハイボール」(以上350円)、「アサヒ ビアリー」(450円)、コーラ、オレンジジュース、ウーロン茶(以上300円)など。

 今後はテークアウトを始める予定。「学校の体育の授業後にある給食の時間のような、ほっと一息つける空間をイメージしている。お客さまが自分の居場所として愛してくれる店になれば」と飯島さん。「武蔵小山に似た雰囲気を持つエリアで店舗展開をしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~21時。まん延防止等重点措置期間は20時までで、酒類提供を取り止める。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、パーティション、消毒液を設置し、定期的に清掃する。従業員はマスクを着用する。

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