会員制シェアオフィス「WORK COURT(ワークコート)白金」(港区白金3、TEL 03-5422-8202)が白金高輪駅近くにオープンして1カ月がたった。運営はシェアオフィス事業を手がけるユニマットミライオフィス(港区)。
同社はオフィスにコーヒーサービスを提供するユニマットライフ(同)の子会社。シェアオフィス「青山アラマンダワークコート」(港区)と「WORK COURT 渋谷松涛」(渋谷区)も運営する。
白金のシェアオフィスには、仕切りのある作業スペース、打ち合わせスペース、テラス、飲食を持ち込めるラウンジ、電話やWEB会議ができるフォーンブース、会議室を設ける。BGMを流さず、静かで集中できる空間づくりを心がけているという。店舗面積=76坪、座席数=約80席。
オープンの経緯について、ユニマットライフワークコート事業担当者の川端晶さんは「コロナ禍で在宅勤務の人が増えたので、集中できるスペースを提供したかった。白金高輪を選んだのは、繁華街にもアクセスしやすい閑静な住宅街だから」と話す。
月額利用料は会員種別によって異なる。フルタイム会員=3万800円。平日ナイト&ホリデー会員=1万5,400円、バーチャルオフィス会員(個人・法人)=9,900円、ワンデイ=3,300円。登記・住所利用、郵便物転送、ロッカー利用ができる有料オプションを用意する。別料金で会議室、フォーンブース、複合機が利用できる。
4月には「WORK COURT 学芸大学」(目黒区)をオープン予定。各施設を利用できるプランも用意する。
「オフィス内にはユニマットライフの取り扱い商品の中で最も人気があるティー・コーヒーサーバーを導入し、会員にも好評」と川端さん。「会員からは夜中や早朝にも利用したいという声をもらっている。会員の要望を聞きながら使いやすいスペースに変えていきたい」と意気込む。
利用時間は会員種別により異なる。フルタイムプランは9時~22時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。新型コロナウイルス感染症の対策として、施設内を消毒し、利用者にマスク着用を求める。