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荏原町に居酒屋「荏原町駅前横丁」 店内におでん屋台とバー、新業態追加も

「荏原町駅前横丁」店内

「荏原町駅前横丁」店内

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 居酒屋「荏原町駅前横丁」(品川区中延5、TEL 03-6823-2319)が東急大井町線荏原町駅前にオープンして2カ月がたった。経営はgraftone(グラフトン、同)。

「荏原町駅前横丁」外観

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 同店は複数業態が入る横丁形式で、現在はおでん屋台とバーカウンターの2業態で営業する。来年にかけて、さらに3業態を加えるという。

 場所は唐揚げ専門店「カリッジュ 品川荏原町店」奥。9年間空きテナントだった鮮魚店の跡地を改装して利用する。店舗面積は25坪(うち、現在営業するのは12坪)。席数はおでん屋台12席、バーカウンター20席。店主の篠原慎一さんが自ら内装を手がけ、近隣エリアの住民有志が壁塗りなどを手伝ってくれたという。

 開店の経緯について、篠原さんは「数年前にこのエリアに住み始め、『カリッジュ』を運営してきた。この間、お世話になってきた周りの人が喜んでくれそうな、明るいイメージのある横丁を作ろうと考えた。コロナで気持ちが落ち込む人を元気づけられれば」と話す。

 フードメニューは、「鯛(たい)だしおでん」(150円~)、「鯛だし茶づけ」(800円)、じゃこかつ(220円)など、篠原さんの地元・愛媛県の食材を使ったメニューを中心に提供。「あん肝ぽんず」、「明石焼き」(以上450円)、「メンチカツ」(250円)、「厚切りハムカツ」(230円)も提供するほか、「カリッジュ」のメニューも注文できるようにした。一部はテイクアウトに対応する。

 ドリンクメニューは、栃木・杉田酒造の「雄東 桃色ピンク」(1合=1,000円)や京都・京姫酒造の「こんちきちん」(同650円)など日本酒約15種類のほか、「ハイネケン」「カールスバーグ」「バドワイザー」(以上810円)など16種類の瓶ビール、焼酎「泥亀」「大隈」「いいちこ」(以上600円)、「角ハイボール」「翠(すい)ジンソーダ」「南高梅酒」(以上400円)などを提供する。

 「愛媛では、夏でもおでんを食べる習慣がある。愛媛から直送してもらうおつまみや変わり種の日本酒を中心に、メニューを随時増やしていく」と篠原さん。「新業態では、店内に囲炉裏や掘りごたつを設置する予定。楽しみにしてもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~24時(土曜・日曜・祝日は13時から)。木曜定休。新型コロナウイルス感染症対策として、消毒用アルコールを設置し、従業員はマスクを着用する。

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