![ダグアウトの外観](https://images.keizai.biz/shinagawa_keizai/headline/1657681974_photo.jpg)
カフェスタンド「DUGOUT(ダグアウト)」(品川区荏原4)が中原街道沿いにオープンして1カ月がたった。経営は飲食事業を手がけるダンスナンバー(目黒区)。
場所は立ち食いすし「ブルペン」隣。同店や「鮨(すし)りんだ」(目黒区)など、すし店を運営するショートストップ(同)のオーナーが新業態として手がける。
店名は、野球場内で選手が控える場所に由来する。隣店「ブルペン」は投手がウオームアップする場所にちなんでいるのに対し、同店は選手の控え室をイメージして店舗前にベンチを設置。外装は明るい色の外壁のブルペンとのコントラストを意識して、黒色を選んだという。
店舗マネジメントなどを務める森学人さんは、開店経緯について「遊び心で始めた。ブルペンですしを食べた後、締めとして甘いものを楽しんでもらう流れをつくれたら」と話す。
メニューは、スタッフの実家が経営するワンツー牧場(北海道)のソフトクリーム(コーン・コーンカップ=500円、ハート型もなか=300円)や店主の実家が経営する「こうの果樹園」(愛媛県)の「無添加みかんジュース」(1,500円~)を提供する。約100本限定で小瓶(400円)も用意する(なくなり次第終了)。ミカンの品種は、はるか、なつみ、清見タンゴール、ポンカン、デコひめ、河内晩柑(かうち ばんかん)など最大8種類で、収穫の時期によって変動する。ビール「ブルックリンラガー」、「ステラ アルトワ」(以上800円)もそろえる。
オリジナルグッズとして「ブルペンオリジナルキャップ」「ブルペンオリジナルTシャツ」(以上5,000円)を販売する。店主の娘が小学生の時に描いたすしの絵をプリントしたTシャツも。
森さんは「季節に合ったメニューを提供していきたい。夏にはかき氷を販売予定。かんきつ系や定番のシロップをかけたかき氷を考えている」と意気込む。
営業時間は11時~21時。水曜・木曜定休。