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大崎シンクパークに「大衆食堂あまつ」 食事利用や1人客向けに業態変更

「大衆食堂あまつ 大崎シンクパーク店」外観

「大衆食堂あまつ 大崎シンクパーク店」外観

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 「大衆食堂あまつ 大崎シンクパーク店」(品川区大崎2、TEL 03-5436-2855)が大崎シンクパーク2階にオープンして2カ月がたつ。経営は、カラオケ・飲食事業を行う第一興商(北品川5)。

各テーブルに設置されているハイボール用のサーバー

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 同社が運営していたアイリッシュパブ「ケルツ」からの業態変更。中華料理やハイボールの飲み放題を提供する「大衆食堂あまつ」は、今年3月に大阪で始めた新業態で、大崎店が3店舗目。飲食事業運営部の田中るいさんは「コロナ禍により飲み歩く人が減ったため、お酒だけでなく食事をメインに楽しむこともできる業態にした」と話す。

 内装は明るく清潔感を持たせ、入りやすさを意識したという。各テーブルにはハイボールのサーバーを設置する。店舗面積は約47坪。席数はテーブル=48席、カウンター=6席、テラス=28席。

 フードメニューは、一口サイズでニンニクとショウガを利かせた「自家製焼き餃子(ギョーザ)」、豚肉やタケノコ、シイタケ、キクラゲを粗切りにして食感を生かした「特製焼売(シューマイ)」(以上495円)、シューマイのあんに衣を付けて揚げた「焼売メンチ」(539円)、レモンを皮ごと削った「丸ごとレモンシャーベット」(319円)など。季節替わりのメニューは、「麻婆茄子(マーボーなす)」(583円)、大学いも(473円)など。お通し代は330円。ギョーザやシューマイなどの一部メニューはテイクアウト可。

 ランチでは定食メニューを提供する。「餃子定食」(650円)、「餃子&油淋鶏(ユーリンチー)定食」「餃子&焼売メンチ定食」(以上900円)、「ダブル餃子定食」「餃子&麻婆豆腐定食」(以上990円)など。定食に付くギョーザはシューマイに変更可。

 各テーブルのサーバーは客が自らつぐ仕組みで、アサヒの「ブラックニッカ」を使ったハイボールを提供する。60分間飲み放題(550円)。田中さんは「お客さまを待たせることなく、つぎたてのハイボールを提供できる。従業員の手も空くため、人件費の削減にもつながる」と話す。

 ほかドリンクメニューは、「スーパードライ」(539円、ハイボール飲み放題を注文した場合は319円)、チューハイにレモンシャーベットを混ぜて飲む「すりおろしシャーベットレモンサワー」(429円)、ウーロン茶(385円)など。客単価は2,500円。

 「飲食店の個人利用が増えているため、1人でも複数メニューを選べるよう、一品の量を少なめにしている。『この周辺は仕事帰りで気軽に立ち寄れる店が少なかったので、できて良かった』という声もある」と田中さん。「平日の客層はビジネスパーソンが中心だが、週末はファミリー層が想定より多い。時代に合った業態だと感じているので、今後も店舗を増やしていけたら」と話す。

 営業時間は月曜~金曜=11時30分~15時、17時~23時、土曜・日曜・祝日=14時~22時。

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