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大崎・百反通り近くに「天ぷらひさご 大崎店」 具材にオマールエビも

(左から)専務取締役の上西徳久さんと広報の上西麻衣さん

(左から)専務取締役の上西徳久さんと広報の上西麻衣さん

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 「天ぷらひさご 大崎店」(品川区大崎2、TEL 03-6910-4847)が大崎・百反通り近くにオープンして3カ月がたった。運営はひさごコーポレーション(中央区)。

「天ぷらひさご 大崎店」の外観

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 同店は江戸前天ぷら屋として1918(大正7)年に日比谷で創業。現在は国内で3店舗を運営する。大崎店は、天ぷら店の居抜き物件を改装した。店舗面積は25坪。席数は25席で、うちカウンター席が9席、個室が3室。

 4代目で同社専務取締役の上西徳久さんは「今年の3月に両国の店を閉め、新しい出店場所を探していた。大崎は地域住民と通勤者のバランスがいい地域。家族での食事や海外から来たお客さんの接待などで、質のいいお酒と天ぷらをリーズナブルに楽しんでもらえる店を目指した」と話す。

 天ぷらは、独自にブレンドしたごま油で、サクッと軽い食感に仕上げる。「オマールエビやA4・A5ランクの黒毛和牛、食肉用のエゾ鹿ヒレ肉など、全国から天ぷらに合う珍しいネタを探した」と上西さん。夏のお薦めは、フルーツトマトのアメーラを使った「フルーツトマトの天ぷら」(630円)。

 ランチメニューは、「お昼の天丼」(1,300円)、「お昼の天ぷら定食」(1,550円)、「黒毛和牛天丼」(3,800円)、「お昼の天ぷらコース」(5,000円)などを販売する。ご飯は、1回目のお代わりと大盛りが無料。

 ディナーメニューは「天ぷらコース」(A=6,300円、B=8,000円、C=8,900円、D=1万1,000円)、「天ぷら御膳」(2,900円)、「天ぷらお刺身御膳」(4,200円)、「特製ひさご天丼」(3,600円)などを提供する。

 ドリンクは、ソムリエの資格を持つ上西さんが選んだ天ぷらに合うワインのほか、日本酒や焼酎をそろえる。ランチタイムは、「ランチビール」(550円)、グラスワイン(以上700円)、ジンジャエール、コーラ、ウーロン茶(以上500円)。ディナータイムは、「生ビール(アサヒ熟撰)」(800円)、瓶ビール(900円)、ワイン(グラス=1,000円~、ボトル=4,500円~)、「白鶴山田錦」(1,000円)、「日高見超辛口純米」(1,500円)、「白洲ハイボール」「山崎ハイボール」(以上950円)、「中々(麦焼酎)」(900円)などを用意する。

 主な利用者は40~50代の家族連れや会社員で、近隣住民には常連客もいるという。客単価はランチ=1,000円~2,000円、ディナー=8,000円~1万円。

 「江戸前天ぷらとして104年続く伝統を大切にしつつ、新しい挑戦もしていきたい」と意気込む上西さん。妻で、広報を担当する麻衣さんは「今後の目標は、ミシュランのビブグルマンに載ること」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時。月曜定休。

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