食べる

品川シーズンテラスで「品川やきいもテラス」 発掘枠で「銀六いも」初出店

「銀六いも」が販売する「つぼやきいも」(写真提供=品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

「銀六いも」が販売する「つぼやきいも」(写真提供=品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

  • 9

  •  

 全国の焼き芋店が集まるフードフェス「品川やきいもテラス2024~セレクション8~」が3月1日、品川シーズンテラスイベント広場(港区港南1)で始まる。主催は品川シーズンテラス。

過去開催時の様子(写真提供=品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)

[広告]

 コンセプトは「やきいも好きによる、やきいも好きのための、やきいも専門フードフェス」。初開催は2017(平成29)年で、新型コロナウイルスの影響で2021年から2回中止となったが、昨年復活し、今回で6回目を迎える。前回と異なり、今回は事前申し込みなしで参加できる。

 今年は「セレクション8」と銘打ち、「やきいもアンバサダー」の天谷窓大(そうた)さんが選んだ8店舗が出店する。初出店は、希少品種の「とみつ金時」など福井県のサツマイモを用意する「oimoya(おいもや)結」(埼玉県)と、同イベント限定商品の「紫の飲むやきいも」を販売する「芋福堂」(群馬県)。

 新たな試みとして、出店店舗が推薦する「発掘枠」を設ける。今年の発掘枠で出店するのは、「倉田屋お芋sweets(スイーツ)」(北区)が推薦するキッチンカー「ファイア・フード」と、「超蜜やきいもpukupuku(プクプク)」(品川区西大井2)が推薦するつぼ焼き芋専門店「銀六いも」(品川区小山4)の2店舗。

 そのほか、「倉田屋お芋sweets」は、「シルクスイート」や「鳴門金時」「あめりか芋」などの食べ比べセットを用意。「OIMO cafe(オイモカフェ)」(埼玉県)は、世界農業遺産に認定された手法「落ち葉堆肥農法」で育てた「川越いも」を、2022年に横浜から長野へ移転した「よっしーのお芋屋さん。」(長野県)は、同店だけが取り扱う希少なサツマイモ「絹蜜小町」を販売する。

 サツマイモを使ったスイーツメニューも登場する。「やきいも処(どころ) Doco?弐(に)番館」(山形県)は、サツマイモを薄く削った「さつまぶし」をはじめ、サツマイモのモンブランやソフトクリームなどが一つに合わさった「モンスターソフト」を提供する。

 品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局の鳥羽圭さんは「出店者たちは『焼き芋の魅力を語りたい』と思っている人ばかり。焼き芋を中心とした交流の場としても楽しんでもらえれば」と話す。「近年、全国で焼き芋イベントが開かれているが、この『品川やきいもテラス』が元祖だと自負している。焼き芋の奥深さを存分に味わってほしい」とも。

 開催時間は11時~17時。3月3日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース