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スクエア荏原で「ワールド アート トリップ」開催迫る 世界旅行気分を提供

前回のキッズクワイヤーの様子(写真提供=LITTLE ARTISTS LEAGUE)

前回のキッズクワイヤーの様子(写真提供=LITTLE ARTISTS LEAGUE)

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 アートイベント「アートで世界を旅するWORLD ART TRIP」が3月3日、スクエア荏原(品川区荏原4)で開催される。主催は、バイリンガルのアーティストなどでつくる団体「LITTLE ARTISTS LEAGUE」(リトルアーティストリーグ、品川区)。

会場内の様子(写真提供=LITTLE ARTISTS LEAGUE)

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 「世界旅行」をテーマに、ステージショーやワークショップ、マーケットなどを開く。総合区民会館「きゅりあん」で開催した昨年に続く2回目。アートを通じての社会課題解決を目指しているという同団体代表のルミコ・ハーモニーさんは「コロナ禍や円安などの社会情勢によって、昨今は海外旅行のハードルが上がってしまっている。そこで、品川区に居ながらにして、子どもたちに世界旅行気分を体験してほしいと企画した」と話す。

 ステージショーは、朝鮮半島の伝統舞踊や弦楽器「ソヘグム」のコンサートや、品川区・目黒区の子どもたちが参加するキッズコーラスクラブ「STAR SINGERS CLUB」のパフォーマンス、アルゼンチンタンゴ、サンバなどを披露する。同ステージでは民族衣装コンテストも開き、自前で民族衣装を用意して着用すれば、来場者は誰でも参加できる。

 ステージ横や会場内には横浜美術大学の学生が制作したオブジェなどを設置し、プロのフォトグラファーによる有料写真撮影サービスも用意する。「民族衣装を着ている来場者もいるので、せっかくならその姿を写真に残してもらえたら。オブジェと一緒に記念撮影してほしい」とハーモニーさん。

 ワークショップは、旅行先を決め、その場所をイメージしながらハーブをブレンドしていく「旅するハーブティーワークショップ」や、世界中の新聞や雑誌を切り貼りしてオリジナルのポストカードやレターセット、シールを作る「ワールドアートスタンプ」などを実施する。

 会場内では、各国のフードを販売する。中東風ランチプレートを提供するレストラン「Feel Good Foods」(港区)は雑穀の混ぜご飯や豆のコロッケ、野菜の総菜が入った「中東風ヴィーガンランチボックス」(850円)を、在日本朝鮮城南青年商工会(KYC城南)はキンパやナムルが入った「コリアンランチボックス」(600円)をそれぞれ用意する。フードロスを削減のため、事前予約を受け付ける。

 世界の絵本読み聞かせコーナーや、知育玩具「STEAMトイ」で遊べるコーナー、コロンビアインターナショナルスクールの高校生とマルチリンガルで会話できるブースも設けるほか、パリや京都など、世界6都市の香りをイメージして調合したというアロマ「旅のカケラ」の展示も行う。アフリカやメキシコ、モロッコの小物や雑貨も販売する。

 ハーモニーさんは「英語以外の言語にも触れる機会になれば。世界にはいろいろな国があると知ってほしい。アートを見るだけでなく、実際に体験もできる盛りだくさんなイベントになっているので、ぜひ来てもらえたら」と笑顔を見せる。

 開催時間は12時~16時。入場料は1,500円。チケットはPeatixで販売する。

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