品川駅港南口で東京地酒「新酒まつり」-ちょっと一杯コーナーも

東京地酒の蔵元は、現在12社のうち2社が休業中。同イベントには10社の地酒を販売する。

東京地酒の蔵元は、現在12社のうち2社が休業中。同イベントには10社の地酒を販売する。

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 「東京都陶器活性化振興組合」(杉並区)は12月8日より、品川駅港南口の「港南ふれあい広場」(港区港南2)で「2008東京地酒『新酒まつり』イン港南」を開催する。同広場での開催は今回で6回目。

12月8日より、「2008東京地酒『新酒まつり』イン港南」を開催する。写真は9月に行われた「酒器うつわ秋まつり」の様子。

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 「新酒まつり」は、東京の地酒アピールと消費の拡大が目的。6年前、東京都陶器活性化振興組合が立川で陶器のイベントを行った際、東京都酒造組合(立川市)の担当者から話を持ちかけられた。これをきっかけに両組合は、地酒と酒器の組み合わせたイベントを都内各所で開催することに。

 イベントは、東京地酒の試飲コーナーを設置。北区にある小山酒造「別撰しぼりたて」(1,200円)や青梅市の小澤酒造「しぼりたて」(1,071円)など都内10社の日本酒のほか、木工家具、八丈島名産品なども販売。また、たこ焼き、お好み焼き、焼き鳥などの模擬店が出店し、「東京地酒ちょっと一杯コーナー」では日本酒と屋台の料理を楽しむことができる。毎回平日は仕事帰りのサラリーマンやOLでにぎわうという。

 東京都陶器活性化振興組合の代表理事を務める島崎純さんは「東京にもおいしい日本酒を製造する蔵元があることをイベントを通じて知ってほしい。日本酒に合う素敵な酒器も見つけてもらえれば」とコメント。東京都酒造組合の事務局長、岩田茂さんは「東京では各地の美味しいものが手に入るが、東京ならではのものは少ない。歴史も深く、技術力も高い東京の地酒はすっきりとした辛口。ぜひ試しに飲みに来てほしい」と話す。

 開催時間は10時30分~21時。12月13日まで。

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