白金に手延べうどん店「風雅」-うどんより関西風ウナギ好評

ウナギの蒲焼や白焼き、珍味などが味わえる「うなぎセット」(5,000円)。

ウナギの蒲焼や白焼き、珍味などが味わえる「うなぎセット」(5,000円)。

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 白金にうどん店「風雅」(港区白金6、TEL 03-6450-3799)がオープンして1カ月以上が過ぎた。店舗面積は25坪で、席数は1階=15席、2階=16席。

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 オーナー・石原誉昭さんの「おすすめ」は、うどんよりも「好評」だという「うな丼」(1,000円)。兵庫県でサンショウの収穫時期にしか食べられないウナギの味に感動し、「関東の人にも受け入れられる」味にアレンジした。関西風に焼き上げ、タレは少し辛め。「年中食べられるように工夫した。調理段階でサンショウの実が含まれているので、サンショウをかけずにそのまま食べていただきたい」と石原さん。

 うどんは、ネギしそ入りの手延べうどん。冷たい「ざるうどん」と温かい「釜揚げうどん」(以上800円)を用意する。「辛み大根」(300円)や「とろろ」(100円)などのトッピングも。ランチは、通常のメニューのほか、冷奴と吸い物、お新香が付いた「生本マグロ丼」や「月見うどんとミニうな丼」などのメニューを1,000円で提供。客単価は、昼=1,000円、夜=3,500円。

 石原さんは「北大路魯山人の美食倶楽部のようなものを作りたい、という思いで開いた。2階はうどん屋ではなく、小料理屋のようなカウンターとVIPルームを設け、仲の良い者同士が集まるアットホームな空間を意識している。2階は板前が和牛や新鮮な魚を調理するため、値段はその日によって変動する。常にいいものを確実に提供するため、今後は予約のみで回転する店を目指したい」と話す。

 営業時間は11時30分~17時、18時~翌5時(日曜は昼のみ営業)。

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