東急目黒線・武蔵小山駅（品川区小山3）に9月17日、「武蔵小山駅ビル」がオープンした。

「武蔵小山駅ビル」の様子

　地上4階地下1階建て、4階には屋上庭園を併設する同施設。2006年の目黒線不動前駅～洗足駅間地下化に伴い、鉄道用地跡地に建設したもので、昨年7月に着工した。敷地面積は4,256.68平方メートルで、延べ床面積は6,004.60平方メートル（駅舎部分、駐車場・駐輪場を除く店舗部分のみ）。駅の利用者や子育て世代にあたる30代前後の男女をメーンターゲットに据える。

　店舗数は12店。地下1階の改札前には、書籍やCD、ゲームソフト、文具などを扱う「カルチャーエージェント」、コンビニエンスストア「LAWSON＋toks」、フレッシュジュース販売の「ジューサー・バー」が出店する。

　1階は、「タリーズコーヒー」「無印良品」のほか、服飾・生活雑貨の「ブルーブルーエ」、ベーカリー「ドンク」、日本茶や紅茶、中国茶販売の「三国屋善五郎」、洋菓子店「オー・ファン・パレ」、おむすび専門店「おむすび権米衛」の7店舗。

　2階は、スーパーマーケット「東急ストア」で、3階にはフィットネスクラブ「アトリオドゥーエ武蔵小山」が10月1日より営業を開始する。

　東急電鉄のビル事業部・事業計画部開発担当課長の大原健さんは、「当駅ビルは、地元の方々に愛されている商店街と共存、共栄を目的としている。街への貢献につながれば」と話す。

　営業時間は店舗によって異なる。