「妖怪だるま」販売開始-鬼太郎や目玉おやじなど12種類が登場

デザインオフィス「nendo」代表の佐藤さん(右)とイデアインターナショナル広報の海渕恵理さん(左)。プロジェクトの一環でデザインした130体の妖怪一覧も。

デザインオフィス「nendo」代表の佐藤さん(右)とイデアインターナショナル広報の海渕恵理さん(左)。プロジェクトの一環でデザインした130体の妖怪一覧も。

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 ライフスタイルプロダクト、オーガニックコスメの企画開発などを行うイデアインターナショナル(本社=港区)は9月上旬、「妖怪だるま」12体の販売を開始した。

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 同商品は、個人参加プロジェクト「妖怪ふぁんど」の第1弾。鬼太郎や目玉おやじなど「ゲゲゲの鬼太郎ファミリー」8体と、ぬらりひょん、うわんなど「完全限定妖怪」の4体から成る。生産数は各300体で、価格は1体2,100円。

 準備された妖怪のデザインは全部で130種類に上る。デザインを担当したのは、デザインオフィス「nendo(ネンド)」。代表の佐藤オオキさんは「妖怪をデザインするのは初めての経験。スタート当初は、どんな人に向けて作るべきなのか、ターゲット像をつかむことに苦労した」と振り返る。

 「しかし老若男女を問わず、皆さんが意外と妖怪が好きだとわかってからは、さまざまな人の意見を取り入れ、盛り上がりながら開発を進めることができた。多治見市の陶器職人さんの協力もあり、納得のいく出来栄えになっている」とも。

 デザインした130種の中には、空家にすみ着く妖怪「だるま」、「小豆あらい」の兄弟的存在である「小豆はかり」、新潟県出身の「異獣(いじゅう)」など珍しい妖怪も。これらの妖怪は、今後の「妖怪だるま」の売れ行きによって商品化が決まる。

 佐藤さんは、「妖怪ファンの力を借りて、妖怪と地場産業を結び付けていくのが『妖怪ふぁんど』プロジェクト。この『妖怪だるま』シリーズも、ただの妖怪グッズでは終わらずに、地域のまちおこしにも貢献していける商品になってほしい」と期待を寄せる。

 イデアインターナショナルの直営店、Travel Shop Gate 有楽町、マルイ、Idea Frames 名古屋ミッドランドスクエア、イデアオンラインショップなどで販売する。

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