東京ミシュラン2008-白金台「カンテサンス」が3つ星を獲得

メニューはランチ、ディナーともに「おまかせの1コース」を提供する。写真は「ベストラーデとファグラのタルト」。

メニューはランチ、ディナーともに「おまかせの1コース」を提供する。写真は「ベストラーデとファグラのタルト」。

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 日本ミシュランタイヤ(千代田区)は11月19日、同22日発売の「ミシュランガイド東京2008」に掲載されるレストランの発表会見を行い、広域品川圏では、グラダナ(港区)が運営する「レストラン カンテサンス」(港区白金台5、TEL 03-5791-3715)が3つ星を獲得した。

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 同店は2006年にオープンしたフランス料理店で、店名の「Quintessence(カンテサンス)」には、フランス語でエネルギー、物事の本質などの意味を持つ。店内の空間コンセプトは「コアシンプル」で、ブロンズと赤褐色、モノトーンで統一している。

 シェフの岸田周三さんは、フランス各地でミシュラン1つ星から3つ星までのレストランで経験を積み、帰国後「レストラン カンテサンス」を立ち上げた。岸田さんは「パリの3つ星レストラン『アストランス』の流れをくみ、『プロデュイ(素材)』『キュイソン(火の入れ方)』『アセゾネ(味付け)』の3つを追求して、所々にユーモアや詩的なものを組み込んでいきたい。お客様にはその料理に込められたメッセージを感じ取ってほしい」と話す。

 そのほか、フランス料理「オハラス」(品川区大崎5、TEL 03-5436-3255)、日本料理「まき村」(品川区南大井6、TEL 03-3768-6388)、フランス料理「シェ・トモ」(港区白金5、TEL 03-5789-7731)、中華料理「桃の木」(港区三田2、TEL 03-5443-1309)の4店が1つ星を獲得した。

 ミシュランガイドは1900年、同社がドライブ文化をより安全で楽しいものにする目的で創刊。当初は無料で配布していたが、1920年より有料販売を開始し、1930年代から現在の「星」によるカテゴリー分けがスタートした。現在は22カ国、21冊のガイドが発刊されている。

 初のアジア版となる「ミシュランガイド東京2008」は、他のガイドとは違い、掲載されているすべてのレストランに星がついている。3つ星=8店、2つ星=25店、1つ星=117店で計191個の星がつき、東京は世界中で1番「星つきレストラン」の多い都市となる。

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