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戸越銀座に「コンパスコーヒー」 独自手法で生豆を7段階に焙煎

社長の小林さん(右)とスタッフの白柳さん

社長の小林さん(右)とスタッフの白柳さん

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 戸越銀座商店街に、焙煎(ばいせん)コーヒー豆専門店「compass coffee(コンパスコーヒー)戸越銀座店」(品川区平塚2、TEL 03-6426-9685)がオープンして1カ月がたった。

常時約20種の生豆が並ぶ店内

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 運営はコンパスコーヒー(品川区)。旗の台店(同)、九品仏店(世田谷区)に次ぐ同ブランド3店舗目となる。店舗面積は約4坪。

 店頭にはブラジル、ケニア、ハワイなど、世界各地から集めた約20種類のコーヒー生豆が並ぶ。生豆は乾燥や湿気に弱いため、みずみずしい香りを保つために米びつに入れて管理。全て100グラムから販売しており、注文を受けてから焙煎を始める。

 社長の小林稔浩さんは「生豆本来の味わいを引き出すために、オリジナルの焙煎機による輻射熱を利用して、約10分間かけて豆の内側からしっかり焙煎している。焙煎の度合いは7段階。同じ豆でも焙煎の加減によって、さまざまな味わいを楽しめるのがコーヒー豆の面白さ」と話す。

 メニューは、「コンパス・ブレンド」(100グラム=480円)、「カフェインレス・マンデリン」(同=590円)、「ブラジル・コンパス・スペシャル」(同=670円)、「ハワイ・コナクイーン農園」(同=1,780円)など。

 テークアウトメニューは「日替わりコーヒー」「カフェインレスコーヒー」(以上レギュラー=250円、ダブル=450円)や「カフェ・ラッテ」(同=350円、同=500円)、「エスプレッソ」(ソロ=250円、ダブル=450円)などを用意する。

 「学生さんから年配の方まで、幅広い世代のお客さまがいる。コーヒーを片手に散策したり、スーパーに行く前に注文したりと、商店街ならではの利用をしていただければ」と小林さん。「好みの味を見つける楽しさを知ってほしいし、そのお手伝いをしたいからあえて一方的なお薦めはしない。気軽にご来店いただき、こんなコーヒーが飲みたいとイメージをお伝えいただければ」とほほ笑む。

 営業時間は10時30分~19時30分。

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