五反田にお好み焼き店-広島から材料取り寄せ「本場の味」再現

店名部分に木を使ったシンプルな外観。「30~40代のお客様や、女性が1人でも入れるように、きれいで落ち着く店づくりを目指した」(島内さん)

店名部分に木を使ったシンプルな外観。「30~40代のお客様や、女性が1人でも入れるように、きれいで落ち着く店づくりを目指した」(島内さん)

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 五反田駅近くに2月13日、お好み焼き店「広島屋」(品川区東五反田1、TEL 03-6450-4561)がオープンした。

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 店舗面積は16坪で、席数はカウンター=7席、テーブル=14席、半個室=8席。広島風のお好み焼きをメーンにした鉄板料理を提供する。生地と具材をよく混ぜて焼く大阪風に対して、広島風は生地を焼いた後に具材を乗せるのが特徴。客単価は3,500円。

 オーナーの島内雄史さんは広島県出身。「本場の味を提供できる店にしたかったので、材料のそば麺や広島特産の観音ネギなどを広島から取り寄せている」と話す。

 イカ天、ゲソ、エビをトッピングしたお好み焼き「広島屋スペシャル」(1,200円)は「香りのいい観音ネギをたっぷりかけて食べるのがおすすめ」(島内さん)。ゆずポン酢を利かせた「牛スジ煮込み」(720円)や、鉄板を利用したデザート「焼きバナナのアイス添え」(520円)は女性客に人気だという。

 このほか、広島特産であるカキをムニエル風で食べる「牡蠣焼き」(980円)や、ネギのうま味をポン酢や紅ショウガで味わう「観音ネギのネギポン酢」(280円)なども。

 島内さんは、リクルートに15年間勤めた後、独立。「2~3年前では五反田での開業は難しかったが、不況の今なら不動産が借りやすくなり、逆にチャンスだと思った」と島内さん。今後については、「5年後は3店舗に増やすことを目標にしている。50歳になるまでには腕のいい若手を育て、成長していく姿を見たい」と笑顔をみせる。

 営業時間は18時~24時。

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