三田に慶応義塾女子高校近くに10月26日、「そばとん 御田八店」(港区三田5、TEL 03-6756-5355)がオープンした。店舗面積は20坪で席数は20席。経営はガリュウホールディングス(芝4)。
同店は三田で32年間営業し、後継者不在で閉店したそば屋をリノベーション。厨房設備を入れ替え、内装にも手を加えた。事業責任者の小竹生一さんは「昔ながらの店がなくなるのは寂しい。新たな風を吹き込んでよみがえらせたかった」と話す。
オープンに向け、新たに取り組んだメニューが、店名にも由来する「つけそば」と「とんかつ」の組み合わせ。「そばと天ぷらの組み合わせはすでにあるので、とんかつだったら新しいのでは思った」と小竹さん。とんかつは鹿児島県産の黒宝豚を使い、植物系油で揚げて胃もたれしないよう工夫した。
メニューは「つけ蕎麦ロースかつ膳」「もり蕎麦ロースかつ膳」(以上1,350円)や「つけ蕎麦手ごねメンチかつ膳」「もり蕎麦手ごねメンチかつ膳」(以上1,250円)、「黒宝豚かつ重」(1,080円)など。つけ汁は「鶏つくね南蛮」「カレー南蛮」「豚しゃぶ南蛮」などから選べる。
アルコールは「ビール(中瓶)」(630円)や「富乃宝山」(680円)、「薩摩宝山」(480円)、「ハイボール」(450円)などを取りそろえる。
今後について、「来春には2~3店の店舗展開を考えている」と小竹さん。「そばとんのスマートフォン向けアプリ(iPhone・Andoroid端末対応)を開発し、今申請しているところ。無事リリースされたら、アプリで出前を注文できるようになる。ぜひ活用していただければ」とも。
営業時間は11時~23時。