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新潟の料亭が三田に居酒屋開業-創業118年目で東京初進出

安田さん(写真右下)とスタッフ

安田さん(写真右下)とスタッフ

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 三田駅近くの慶応仲通り商店街に、居酒屋「和飲家 七代目 音次郎」(港区芝5、TEL 03-3451-8785)がオープンして約1カ月半がたった。店舗面積は13坪で席数は23席。経営はダイバーシティコーポレーション(新宿区)。

「和飲家 七代目 音次郎」の店内

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 同店は、新潟県上越市で結婚式場や料亭などを展開する「やすね」の東京進出1号店。本店で東京進出グループを立ち上げ、創業118年目で出店に至った。「新潟にはおいしい食べ物やお酒がたくさんある。東京の人たちにもそれを知ってもらいたいと思った」と話すのは、おかみの安田徳子さん。安田さんをはじめスタッフ全員が新潟県出身。「地元出身者だからこそ、新潟のおいしいものを厳選できる。1カ月半でリピーターも増え、東京に住む新潟県人も来店し始めている」とも。

 メニューは、「上越名物こぼれするめ天ぷら」(580円)や「雪の花味噌ポテきゅう」(480円)、「シャラン鴨もも肉のコンフィ」(1,620円)、「海老とカニのクリームコロッケ」(620円)など。

 アルコールは、ソムリエの資格を持つ安田さんが料理に合わせ提案する。「本日のグラスワイン(白、赤、泡白)」(500円、600円、650円)や「本日のボトルワイン(赤、白、泡赤、泡白)」(2,500円、3,500円、4,500円)、「各種日本酒グラス」(500円均一)などを取りそろえる。

 スタッフには「キャサリン」や「ボブ」など源氏名が付いている。「お客さんが気に留めて、会話のきっかけ作りになればと考えた。新潟県人の素朴で温かいサービスに触れていただければ」と安田さん。今後については、「都内での店舗展開は考えているが、あくまで東京は通過点だと思っている。日本にとどまらず、新潟を世界に向けて発信していきたい」と抱負を語る。

 営業時間は17時30分~24時。日曜・祝日定休。

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