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武蔵小山にベーカリー「ラボアットルジュエ」 総菜や洋菓子、弁当も

「LA BOITE LE JOUETS」外観

「LA BOITE LE JOUETS」外観

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 ベーカリー「LA BOITE LE JOUETS(ラボアットルジュエ)」(品川区小山3、TEL 03-6421-6261)が武蔵小山駅近くにオープンして1カ月がたった。「MONREVE quatre(モンレーブキャトル)」(大田区)の姉妹店。

「LA BOITE LE JOUETS」で販売するパン

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 店名はフランス語で「おもちゃ箱」の意味。「パンだけではなく総菜や洋菓子まで、ラインアップの幅広さを楽しめる店」というコンセプトを掲げ、総菜の調理経験を持つスタッフが中心となって営業する。販売はテークアウトのみ。

 場所は、雑貨店「FUTURE-SHOCK(フューチャーショック)」跡。物件の大家でもある「FUTURE-SHOCK」の店主が、閉店に際して以前から親交のある「MONREVE quatre」のオーナーに出店を打診したという。店舗面積は4,5坪。

 「MONREVE quatre」からパンを仕入れ、総菜や洋菓子は「LA BOITE LE JOUETS」の厨房(ちゅうぼう)で調理する。

 看板商品のフランスパンは、1985(昭和60)年にタネを起こしたオリジナルの酵母を使う。発酵時間を長く取り、次の日に食べても香りが良いのが特徴。「バゲット」(1本=250円、ハーフ=140円)や、ライ麦を5%配合した「ルヴァン」(1本=280円、ハーフ150円)などをそろえる。

 食パンは、コンデンスミルクや水を使わず牛乳のみで作る「パンドミー」(1斤=350円)と、山型の「イギリスパン」(1斤=280円)の2種類。半斤から注文でき、切り分け枚数を自由にオーダー可能。

 サンドイッチメニューは、野菜やツナを挟んだ「ミックスサンド」(350円)や、具材にメンチカツや卵焼き、ポテトサラダ、フルーツを使った「ランチパック」(500円)、ソフトフランスパンを使った「カスクート」(各320円)などを用意する。卵を使わずふわふわとした食感のパンにスモークサーモンなどを挟んだ「トルーベ」(各380円)や、ライ麦の配合率が25%のカンパーニュにパテやモンブランペーストを塗った「タルティーヌ」(各280円)も。

 そのほか、「まめパン」「シナモンロール」(以上180円)など約20種類の総菜パンや、「カヌレ」(250円)、「イチゴタルト」(320円)など、各種洋菓子をそろえる。ランチタイムには、グリーンカレーやチリマヨチキン丼、ロコモコなどの「ランチボックス」(500円)を販売する。

 「店の宣伝はほとんどしていないが、常連客が増えてきた」と話すのは、店長の豊田咲誉(さきよ)さん。同店の大家で元「FUTURE-SHOCK」店主は、「以前からフランスパンの大ファン。妻はカヌレがお気に入りで、よく夫婦で買いに来る」と笑顔を見せる。

 今後について「オープン時に試験的に実施したデリ販売を本格的に始めたい」と豊田さん。「パンはもちろん、具材や弁当のおいしさもぜひ味わって」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~18時(弁当の販売は11時30分から)。

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